救われたい
好きなお寺がある。 月に二回行きたくなる。 静寂に包まれて、冥界に入り込む。 つらいことは全部、本尊様に預けて、蠟燭に火をともしたり、お線香を立てたり、魂をこの空気に浄化してもらう。 夜眠れない、夜中に目が覚める、泣いて飛び起きたり、ああ、いつになったら私は平穏な心に戻れる日が来るのだろう。。。この年になって、こんなにつらい日々が続くなんて。 悩みなんて誰にでも、いくつでもあるものだ。 …
好きなお寺がある。 月に二回行きたくなる。 静寂に包まれて、冥界に入り込む。 つらいことは全部、本尊様に預けて、蠟燭に火をともしたり、お線香を立てたり、魂をこの空気に浄化してもらう。 夜眠れない、夜中に目が覚める、泣いて飛び起きたり、ああ、いつになったら私は平穏な心に戻れる日が来るのだろう。。。この年になって、こんなにつらい日々が続くなんて。 悩みなんて誰にでも、いくつでもあるものだ。 …
何をやっても、 自我を膨らませる手段になってしまう。 自我が強固なので、 色々な所で衝突し人間関係も失敗してきた。 そんな人生を改めようと 一大決心して頑張って来た。 生涯をかけてやって来たといってもいい。 でも、 一生懸命にやればやるほど ますます自我が強大になっていく矛盾。 自我が強大になっていけば 今までよりももっと衝突することになるだろう。 なにをやっても ここ…
☆「自分に生きる価値はない」 という思い込み。 ☆死後地獄へ行く恐怖。 ☆嫉妬。 ☆神の不在。 これが私の4大苦悩だったが、 ここから完全に解放され やっと心が軽くなった。
苦しみから抜け出すための ありとあらゆる方策が底をつき、 八方ふさがりで、 どうすることもできない悲しみに 打ちひしがれていた時、 鈴木大拙氏の「真宗入門」を手に取った。 「さとり」について 妙好人の庄松や フランスの思想家ヴォルテールの言葉を以て 説明がなされていたのだが、 その箇所を読んだとき 私の中から一切の力が抜けた。 以下に挙げてみる。 「ヴォルテールは、 『人を救うのは神の仕…