久々の日記です。 今年は天気の悪い日が多いですね~。 大雨、台風の被害に遭われた皆様には申し分けないのですが、この秋何度と富士山に足を運び初冠雪富士にも出会ってきました。残念ながら紅富士とは成りませんでしたが赤富士は見られました。夜明けの草紅葉が朝陽に染まり、二度と同じ現象は見られない美しい夜明け前の情景にも出会いました。先に写真upしていますが多くのコメントを頂き有り難うございました。DB以下…
「アロマ」の句 路地裏のざわめく様子秋の暮れ 稲田あり麦藁帽子の案山子見る 湖の渇水宝剣上ぐる少女かな 四阿に秋の七草夕茜 境内の裏庭一匹アキアカネ 英彦山晴れて辺り草紅葉 一面にアキノキリンソウ野を覆う 紅葉茶屋遥かを眺め暮れ泥む 竜胆の匂い立つかに咲き初めて 紫に透ける葡萄の麗しく 黄葉に木の実拾って秋の森 「中村汀女」句 …
原色の絵の具買い足すパリー祭 前田和江 白き皿に絵の具を溶けば春浅し 夏目漱石 百千鳥薬種箪笥に岩絵具 甲士三郎 木の声や春の夕べの絵具皿 田中弘子 短日の日よりも薄く絵具溶く 河野南畦 湖の森 水彩で描く紫雲英柔らかし アロマ 青空に絵具の色の石榴の実 大峯あきら 今日の絵に黄の絵具尽き秋落日 中村草田男 いつつきし膝の絵具や秋袷 杉田久女 …
図書館へ雨のユリの木落葉踏み 高澤良一 素抱 国ざかひ落葉とぶとき影ふゆる 新谷ひろし 国分寺跡の落葉を聞きゐたり 石原八束 空の渚 園丁と鶴と暮れゐる落葉かな 飯田蛇笏 山廬集 園丁の顔のもう夜が明けた落葉 人間を彫る 大橋裸木 土と化す速さ落葉にも自転 対馬康子 吾亦紅 土と暮れ落葉は闇にもどりけり 長谷川素逝 暦日 地があからさまに…