確か自分が小学校3年生の3月11日、向島の親戚宅で伯父の法要があった時のこと。　朝方、母に連れられ隅田川堤を歩いていた時、言問橋際の欄干にもたれ座り込んでる坊主頭の少年を見かけた。　すぐ近くというわけでもなく、はっきりとは見えなかったが、自分と年恰好も近そうな少年だった。　うつむいていて、汚れた白いYシャツと黒っぽい半ズボン、足は裸足のようだった。　3月でまだ肌寒い日、風が吹き抜ける橋の上で寒…

台風７号が接近中です。 お盆のこの時期、終戦記念日、とも結びつきます。 色んな事が思い浮かびます。 昨日は娘夫婦と一緒に我が家のお墓にお参りしました。 私のお墓は私の住んでいる町内にあります。 私の子供の頃から父の生まれたこの村はずれに、火葬場と隣接して墓場がありました。 叔父さんが亡くなった時、私も墓場まで付いて行き、そこで火葬した記憶があります。 その後火葬…

毎年、この時期になると、TVで終戦や原爆にちなんだ番組が放映され（映像が限られてるので今はだいたい再放送かリメイクだけど）、毎年観て、その都度悲惨な状況に胸が痛み、いろいろ考えさせられます。 終戦関連では必ずのように流れる、本土決戦に備え女性や子供が黙々と竹槍の訓練させれてる映像観ると、あまりの馬鹿馬鹿しさに、なんか泣けてくる。 無謀な戦争に突入し、引き際も読めず、310万人以上の国民を無駄…

今年の６月に北海道旅行したおりに川湯温泉にある大鵬相撲記念館に行きました。 大鵬のお父さんはロシア人でお母さんは日本人です。お父さんとは樺太で生き別れ、お母さんと樺太から引き揚げられて苦労された事を知りました。 樺太について興味がわき、「樺太１９４５年の夏　氷雪の門」の映画を見ました。 1945年8月15日終戦にもかかわらず樺太に攻めてきたソ連軍の攻撃を受けた真岡郵便局交換手9人の…

昭和20年8月14日に日本はポツダム宣言受諾を決め、8月15日には天皇陛下の肉声で終戦の玉音放送を流したのに合わせるかのように、火事場泥棒ソ連は日ソ不可侵条約を破って8月20日にはカラフト真岡に侵攻、この時九人の乙女が青酸カリを飲み自決しました。 8月16日、真岡郵便局長は「女子吏員は全員引揚せしむべし、そのため、業務は一時停止しても止を得ず」との女子職員に対する緊急疎開命令を通知し、引き揚げ…

#真珠湾攻撃 #RememberPearlHarbor #PearlHarbor 【前編】https://www.fnn.jp/articles/-/282402 【後編】https://www.fnn.jp/articles/-/282403 【蛇足】#終戦記念日 世界的には日本が#降伏文書 に調印した９月２日を#第二次世界大戦 の終結した日と考えられている。#降伏調印式は1945年9月2日、…

今日は終戦記念日、戦前に生まれ遺族の小生にとって忘れられない日で最近は例年靖国神社に参拝しております。 今年は国民行進が中止かと思っていましたが、1週間ほど前に発表があり参加してきました。　参加者は昨年より減っていたのでは？　警護の警官の方が多かったかも？　海行かばの曲にのって粛々と靖国通りを行進し靖国神社に到着し。　国家を歌っての解散。その後靖国神社に参拝しましたが、すごい列でした。 国民は…

　今日から７５年前の１９４５年８月１５日は昭和天皇の玉音放送で大東亜戦争の終戦が告げられた。実態は敗戦だが言葉の上では終戦で、負けでなく終りとなった。 　本土決戦になれば沖縄の拡大になったという見方もあったし、さらに３発以上の原爆が落とされて日本は壊滅したという見方もあれば、ベトナムがアメリカに勝ったようなやり方もあったかもしれないという見方もあった。結果的に２発の原爆が終戦を速めたというのは相…

1945年8月15日、真夏の炎天下に流れていた、玉音放送を、祖父母は、（未だ出会う前の）父と母は、どのような思いで聴いていたのでしょう。 父は当時海軍工廠の訓練生でしたので、実戦に出兵することなく終戦を迎えました。母は、女学生でしたが、学徒動員による労働奉仕が課せられ、学校の授業は、まともに受けられなかったと聞いたことがあります。青春時代、というものが、もし人生の中で一番光り輝いている季節である…

1945年、八月原子爆弾が、長崎と、広島に落とされて ようやく・・終戦。 罪もない、日本人が都市ごと、被爆、 何年もの間・・多くの人が・・後遺症に苦しんだ。 《都市ごと》である。 それは、大変なことであった。 人間の歴史史上・・初めての惨事だった。 歴史は流れ・・爆撃を落としたアメリカの ようやくの謝罪。 そして、2011年、半世紀後の日本の東北・・大震災 大津波、福島の原子炉の震災によ…