「エゾ鹿」の日記一覧

会員以外にも公開

1頭捕獲が悲願の エゾ鹿超大物。

日本鹿は全国に亜種が生息しますが、概ね南に行くに従って小さく、最小の亜種は慶良間鹿や屋久鹿で30kg前後、エゾ鹿はその最大の亜種で体重は130kg前後、最大角長は90cm前後です。エゾ鹿猟の世界では角長70cmを超える個体を大物、80cmを超える個体を超大物、90cmを超える個体を怪物と呼んでいます。 ハンターならばより大物を捕獲したい、せめて1度は超大物と勝負したい、これが多くのハンターの悲…

会員以外にも公開

リトルケンの資料館。

おかげ様でリトルケン資料館が完成しました。 写真は初公開となるメインお展示物である鹿角ゲートです。エゾ鹿約50頭から作れております。 尚、鹿角ゲート用に約100頭強を用意したのですが、約半分が余ってしまいました。 頭数では約半分ですが、大きいのが多いので、筆者のゲートよりもう少し大きいゲートが作れそうです。次期スクールのゲートにしたいと思っています。 或いは有効に使って戴けるのであればまとめて…

会員以外にも公開

実戦ライフル射撃4種。

 その4.大物ダブル捕獲に使える ランニング射撃に代わる「待ってたホイ射撃」。 駆除が年中行事となった昨今では多くのエゾ鹿が銃を向けると数秒で走ります。彼らは駆除ハンターが発砲するまでの時間の半分前後で動き出せば撃てない、或いは当たらない事を学習したのです。 これで撃つ機会を逸したり又は撃っても失中と残念な思いをしたハンターもたくさんいると思います。 こんな時、ランニング射撃の技術を持っている…

会員以外にも公開

ライフル銃の実戦射撃4種。

 その3.憧れの全委託300m遠射。 銃には300mの遠射の能力があるのですから、ライフルマンの憧れの300m遠射も何とかしたいモノです。 達成には2つの問題があります。 1つは精度が銃の精度の限界に近付く為に人間側の要素を半委託時よりも1段と少なくしなければならず、この為に全委託射撃が必要になり、詳しくは後述します。 2つ目は落差補正の問題です。150mゼロインしますと200mまでは落差無視…

会員以外にも公開

ライフル銃の実戦射撃4種。

 その2.実戦で最も多用する半委託150m近射。 エゾ鹿は20年前には50~100mに居まして10秒以上の照準時間を楽勝でもらえ、特別な射撃訓練は不要。 更に超デメキンと言うのも少なからず居まして、僅か10m前後であるにも拘らず何時までも逃げないと言う笑い話的な伝説も多くありました。 しかし今では100~150mにおり、銃を向けると数秒で走り出します。また150m射撃は仮に十分な時間があっても…

会員以外にも公開

ライフル銃の実戦射撃4種。

 その1.出会い頭の勝負に使えるフリーハンドの50mスナップショット。 50m射撃はイージーですが、何時も撃たれている駆除慣れした鹿が50mの距離で10秒以上も待ってくれる筈がありません。これを捕獲可能にする射撃がスナップショットです。従来はライフル銃では不向きな射撃とされていました。射撃スタイルは基本射撃に近いのですが、考え方は従来とは全く違います。 従来射法ではまず銃を肩に付け、目がスコー…

会員以外にも公開

豊国神社 & 角があれば

京都国立博物館の北にある豊国神社は、豊臣秀吉を祀っている。 一度徳川家により廃絶されたらしいが、明治天皇が再興したとのことだ。 この神社から東側へ一直線に駆け上がる道の先、阿弥陀ケ峰の山頂付近に秀吉は埋葬されているらしい。 神社の絵馬が瓢箪型と云うのも面白いが、宝物館内部が撮影可と云うのも珍しい。 そして皮肉なことに敷地を接して北側に方広寺が建っていた。 方広寺と云えば、秀頼が命じて鋳…

会員以外にも公開

ライフル銃で達成したい項目その4:超大物エゾシカ。

    4. 角長80cmオーバーの超大物エゾ鹿。 ライフルハンターであれば、何が何でも成功させたいのが角長80cmオ―バーの超大物です。これを達成させなければエゾ鹿猟をする意味がないとすら言えません。 国内ライフルの過半はそれに相応しい仕事の場を与えられず、多くが所持自慢だけに留まっているのは非常に虚しい事だと思います。北海道は1.5万円と2時間程度と近くて安い猟場です。 せめて1度は15…

会員以外にも公開

ライフル銃で達成したい項目:その3。

    3. 遠射300m以上。 実際は稀に見る様な大物でない限り、回収が大変ですから撃たなくなりますが、巷のハンターの90%以上が出来ない遠射ですから、ぜひとも出来る様になりたい物です。 銃と弾は150mでワンホールの実力があるのですが、最も多い150mの実戦射撃は早撃ちで、その時には直径10~15cm程度の集弾性となり、これでちょうど急所をカバー出来ます。 スコープのゼロインは150mに…

会員以外にも公開

ライフル銃で達成したい項目:その2。

    2. 肩に銃が着く前に撃つスナップショット。 1項では銃は極めてじっくり狙って撃つかの様な印象を受けますが、それは射撃場専用です。実戦ではゆっくりしていれば多くの鹿は弾が出る以前に目前からいなくなります。 実戦では獲物にも逃げる権利があり、逃げ出す前に如何に早く撃つかに掛かっております。その究極が肩に銃が着く前に撃つスナップショットと言う事になります。 もちろんスナップショットで30…

会員以外にも公開

罪作りな趣味。その2:狩猟編。

  3.自前の狩猟に拘り過ぎ、限度を見失ってしまった友人。 自前会社を営む友人Kはライフル銃とエゾ鹿猟の魔力にその制限領域を越えてしまいました。 ライフル銃にはかなり難しい技術を伴いますが、150m先のコインを撃ち抜け物凄い魔力があります。そしてエゾ鹿の大物は体重150kg、角長85cm程度、人間の2倍以上の巨大さ、そのド迫力に圧倒されて足が地に着かなくなる程の物凄い魔力(魅力)があります。 …

会員以外にも公開

エゾ鹿大物チャレンジ6日コース新設

本州鹿の獲れないチャレンジもそれなりの魅力がありますが、ド迫力の大物エゾ鹿捕獲はハンターの夢、並級ガイド猟より下級の手法では超大物はおろか、大物クラスでもラッキーな1部のハンター以外は相当な年数を通っても達成が見えて来ません。 拙者も上級ガイドに教わる様になってからやっとその可能性が見え始めました。 これが今のスクールなら3年+αの10日前後で到達、飛行機代やガイド代と払っても圧倒的なコストパ…

会員以外にも公開

エゾ鹿角のゲート。

エゾ鹿角の手持ちが100頭余分あります。写真1は角長80cmを超える大物30頭分です。 最初の本州鹿1頭を捕獲するのに9年間と70余日を要した拙者ですが、この獲れなかった70余日の間に色々考え試した苦労が後刻になりますと全てが生きて来ましたから、人生とは面白い物ですね。 おかげ様で25年程を掛けてエゾ鹿1050頭余とヒグマ6頭を捕獲出来ましたが、この25年の集大成のこれをどう活かそうか? 写…

会員以外にも公開

エゾ鹿猟への想い。

1.拙者の遠回り:本州鹿巻狩り→岩手五葉山有料猟区巻狩り→民宿エゾ鹿巻狩り→エゾ鹿単独猟→エゾ鹿ガイド猟→ハンティングガイド→アフリカ猟。 拙者も大物単独猟が最終目的でした。今はガイドをしている拙者でも当時はガイド料を払う事に非常に嫌悪感があり、何とか最初から自前猟で行きたいと思っていました。 しかし余りにも何も分からない状態で、それ故に辿り着いたのは下記の様な効率の悪い廻り道になってしま…

会員以外にも公開

エゾ鹿大物を捕獲するには。

エゾ鹿大物を捕獲にはそれなりの作戦が必要です。。 場所の選択、猟法の選択が正しくなければ会う事すら出来ません。  1.本州巻狩りでは原理的に達成不可能です。    北海道でも特定エリアの11月上旬にほぼ限られます。  2.民宿の巻狩りではこれも原理的に達成は非常に難しいのが現状です。    大物猟に精通した有能なガイド猟に限られます。  3.大物ほど遠くにいる為250m前後で急所を正確に撃ち抜く…

会員以外にも公開

大物3段角の夢。

大物オス3段角捕獲の現状。 日本鹿には九州鹿、本州鹿、エゾ鹿があり、成獣オスは3段角の4ポイントになりますが、九州鹿は2段角しかなりません。3段角とは3カ所の枝分かれがあり、先端の数は4カ所と言う事になります。海外では両側の合計で言う事が多く8ポイントと言う事になります。 角長最大は本州鹿で60cm程度、エゾ鹿では85cm程度です。 本州鹿は猟犬を使った巻狩りが多く、猟犬と比べ鹿の方がかなり大…

会員以外にも公開

エゾ鹿大物ベスト10

拙者は初期には解禁猟から根室に出撃しておりましたが、やがて解禁猟は紋別に移し、10月25日頃から1カ月弱、根室にはクリスマスフィーバーと正月明けフィーバーを狙って各々2週間ほど出猟しする様になりました。 拙者の捕獲は約20年間でエゾ鹿1050頭余、80cm以上超大物は33頭となります。 内訳は紋別地区が11頭、根室地区が22頭となりましたから、80cm級超大物はやはり根室の捕獲率が2倍高く…

会員以外にも公開

2017年度 紋別解禁猟 の 総まとめ。

講師が北海道に出発しようとしたその日は大型台風で太平洋フェリーが欠航。同日の日本海フェリーも欠航、急遽出撃を1日早めると言うアクシデントから2017年度猟は始まりました。 台風により峠は積雪30cm以上、そんな事から第1期からフィーバーが期待されますが、気温は相当高く、山から降りる本格的なフィーバーには至りませんでした。 それでも第1期にはかなりの出会い数と内容が得られ、スラグ2年生の熊本の…