「森田療法」の日記一覧

会員以外にも公開

動かなくちゃという気になる本

書見台に仏教書などを設置して 家事の合間に読んでいる。 ここ最近は楠恭さんの「妙好人を語る」や 岩田靖夫さんの「信仰の覚え書き」 「鈴木大拙禅一日一言」などを読んでいた。 思い立ってきょうは 帚木蓬生さんの 「生きる力 森田正馬の15の提言」を 書見台に設置した。 森田療法の本は水谷啓二さんのと2冊持っている。 水谷さんの本もいいのだが、 帚木さんのはすごく読みやすくて 心に直に入ってい来る…

会員以外にも公開

気分主義

自分はすごく気分主義だ。 気分主義というのは 自分の気分がもっとも大事で それによってものごとを判断し行動する。 やる気が起きないといって 食べた茶碗はテーブルの上に置いたまま 流しは翌日になってやっと洗う。 眠いといってはこたつでゴロゴロ。 だらだらとネットサーフィンばかり。 食べたいときに食べるので 食事の時間はメチャクチャ。 きょうは洗濯をする気分じゃないからいいやあとで きょうはやる…

会員以外にも公開

森田療法と仏性

自分の感情にとらわれないで やるべきことをする。 目の前のことを一生懸命にやるうちに とらわれから解放されていく。 対人恐怖症などのノイローゼの治療のために、 精神科医の森田正馬博士が考案した療法だ。 弟子である水谷啓二さんの著書などを読むと、 仏教が背景になっていることがわかる。 これまで時々自分なりに実践することがあって、 成果を体感したりしたが、 仏教のことがよくわからなくて 意味が見…

会員以外にも公開

なぜ?と浮かんだままやるべきことをやる

なぜ?と問わないこと とは、 実際にどのような姿勢かというと、 文句を言わない。 不平不満をいわないこと。 といえよう。 これは 病気や死ということだけでなく、 ありとあらゆることについていえる。 こうしたことを 頭では理解できたが、 実践となるとなかなか難しい。 気がつくと なんで? なんでこうなのよ‼ と言っている自分がいる。 口に出しているのではなく、 心の中でつぶやいてい…

会員以外にも公開

お気に入りの本2冊目 (7日間ブックカバーチャレンジ2)

好きな詩人の詩集成を挙げようと思っていたけれど、急遽この本にしました。 若い頃からずっと傍らに置いていた本で、いわば迷いだらけの混迷の中であえいでいた自分に筋をいれて、精神を形作ったといってもいいくらい。 購入のメモを見てみると、1980年7月27日藤沢西部店とあります。 ●水谷啓二著『あるがままに生きる』 ~しあわせは当たり前の生活の中に~ 白揚社 1971刊 画像に載せた表紙デザインは…

会員以外にも公開

目的本位

以前日記にも紹介した 「ネガティブケイパビリティ」帚木蓬生著 ネット新聞の文化欄で紹介していた本だ。 それを楽天ブックスで予約していて、 この2週間ほどで3回入荷の知らせが来た。 都度サイトへアクセスするのだが 毎回売り切れの表示になってしまってなかなか買えない 他にも予約した人がいて、入荷の知らせとともに 買ってしまうのかもしれない。 このご時世で「ネガティブケイパビリティ」 ーーあいまいさ…

会員以外にも公開

「森田療法」と「アドラー心理学」の本を読む

「生きる力 森田正馬の15の提言」 帚木蓬生著 朝日新聞出版 2013年6月25日発行 ー森田療法では過去を問わず、不問に付し、ひたすら現在の生きざま、動きのみを問題にします。なぜなら、人が変えられるのは現在、今の事象であり、過ぎ去った出来事ではないからです。 生きている現時点の瞬間瞬間に、自分の一生をつぎ込んで進んでいく。これが「一瞬一生」なのです。 一瞬一瞬の輝きを大切にする先に、希望の光が…

会員以外にも公開

人の心などわからない (自分のためのメモ)

人前で冷静にまとまった話がよくできますね、と言われたことがある。どうもそのように見えるらしい。とんでもないことだ。内心はバクバクである。 以前、地域のケーブルテレビで「自分トーク」で出演する機会があった。番組のDVDをあとで見せてもらったところ、まるで別人のように淡々と語っている自分がいて、これが自分?と驚いた。 森田療法の実践例のなかで、赤面恐怖(懐かしい言葉になった!)に悩む患者に対する治…

会員以外にも公開

「森田療法」

今日の読売夕刊に「森田療法」の記事があり紹介しておきます。 心の病気に「森田療法」がいいようですね。 100年前から続く療法のようです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E7%94%B0%E7%99%82%E6%B3%95 最近新刊が出されたようです。 「女性はなぜ生きづらいのか」森田療法で悩みや不安を解決する 比嘉千賀・久保田幹子・岩木久満子 …

会員以外にも公開

精神年齢の低さ

神経症の治療で有名な森田療法の本を 最近バイブルのように読んでいる。 その中に自分の状況とまったく同じ記述がある。 神経症的症状の原因として 精神年齢の低さを挙げているが、 精神年齢の低さの兆候としては 次のようなものが挙げられる。 「あるがままに生きる」(水谷啓二著)より (1)依存心が強いこと。親や学校の先生など、 社会的に力を持った人に依存することによって、 自分の生存を保ってゆこ…

会員以外にも公開

不安に対処しないという対処 (自分のためのメモ)

不安というものは嫌なものです。 不安のネタがあるときはそのことへの関心が頭を占めますし、嫌な気分に苛まれます。 それに厄介なことに、不安のネタがない時でも、やはり不安というものは同じように湧くのです。体質が過敏になると、不安がないことが不安のネタになります。これは冗談でなく、本当に起きる現象です。 改善意欲の強い人や、完全にこだわる人は、この不安を何とか無くす努力をします。生活感情のなかから…