「森田療法」の日記一覧

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病老死は感覚や感情となってやって来るのではないか

神経質者は生の欲望が強いという。 自分自身を顧みても、 痛みなどの症状や病気に対する病的なまでの防衛や 不快な感覚や感情に対しての病的な排除行動など、 思い当たる事ばかりだ。 還暦を迎え、これから先 病気や老化も加速していくのに、 こんなにも生の欲望が強い自分はどうなってしまうのか と考えあぐねたことがある。 そんな折、 数日前から、 自分の身に起きて来…

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生き方が決まった‼

神経質のために これまでさまざまな症状に苦しんできた。 還暦を向かえ、これから先 老化がすすみ病気なども起きて来る年齢に さしかかったが、 生の欲望の強さで これまで以上に生きずらくなるのだろうと予想され、 どうやって生きていったらいいのかと 考えあぐねていた。 「生活の発見会」に入って 森田療法を1からちゃんと学ぼうか などとも考えたりした。 何をどうす…

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目的本位でOK‼◎の朝

ほとんど変わっていない生活に呆れかえり、 森田療法を真剣にやらなければと思い立った。 生活の発見会という自助団体があるので、 そこに入ろうかとも思ったのだが、 いや、 理屈はだいたいのところはわかっているので、 まずは、とりあえず 実践をしてみようということになった。 また、 youtubeでも配信しているのに気がついて きのう聞いてみた。 精神科医の先…

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自分の課題は精神交互作用を起こさないように生きていくこと

そのときどきの数限りない縁によって 瞬間瞬間を生きる「私」であって、 確固たる自分はいない。 一見、「私」が生きていて この「私」がいろいろなことをやっているように 見えるのだが、 そうではなく、 縁起が「私」となって生きているのである。 ーー私はこのことを「仏が私となって生きている」 と以前表現した。 これが真実のあり様で それに即して生きていくことが大切…

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森田療法で胃の不快感がほとんどなくなった‼

膨満感などの胃の不快感が 1か月にも及んで慢性化していた。 持ち合わせていた胃薬を飲みながら しのいでいたのだが、 ここ最近はさらに胃の不快感が 激しさを増すようになっていた。 もしかして、胃ガンだったらどうしよう などと不安になることもあった。 明日医者へ行こうと思っていたのだが、 そんな折、 今朝がた日記を書きながら、 森田療法を思い出した。 その…

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嫌いな奥さんに会ったのだけど

さまざまなわだかまりで 挨拶もしなくなってしまった近所の奥さんを 久しぶりに見た。 彼女の家が我が家の斜め後ろにあって よく見えるのだが、 日中は仕事に行っているので 最近ほとんど会うことがなかった。 会釈ぐらいしようと思ったけど、 遠くだったのでそのまま素通り。 遠目に 見るとも見ないともつかないような 感じでいたのだが、 嫌な人に会っちゃったな、 ま…

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「できたかできないか」で判断

気分がよければOK 悪ければダメ と気分を判断基準にしていたのだが、 それをやめて 目の前のやるべきことが ''できたかできないか'' それを基準にするように心がけている。 昨日の嫌なことを思い出して気分が悪くても、 体のどっかが痛くて不快でも、 洗濯物を干せたからOK‼ 流しのお茶碗を洗えたからOK‼ お風呂掃除ができたからOK‼ 自転車でリハビ…

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不安があるまま行動する

お気入りさんが 帚木蓬生さんの本から森田療法の神髄 真実の姿について次のように書かれていた。 【ある本に出ていた言葉。 「ある心配が、心配によって少しでも解決に向かえば、 どんどん心配したほうがいいでしょう。」 帚木蓬生『生きる力 森田正馬の15の提言』より 心配事を、ただ心配だ心配だと 心の中で騒ぎ立てていることで解決に向かうなら、 心配ごとに頭とらわれ悩むことは、 …

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「風を通しましょう」というのだけれど・・

日記をもう一つ。。 和田秀樹さんの本を読むと、 「こうでなければらない」 という 自分を縛る思い込みが取れて楽になるので、 最近よく読んでいるのだが、 きのう読みながら あれ? と思ったことがあった。 楽になれたので信奉するところがあって、 全面的に肯定という感じだったのだけど、 違うところもあるんだなと驚いた。 ここで、 ちょっと横道に…

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とにかく、動く‼

この本の表紙を見ただけで 動き出せた‼ 書道の練習 洗濯 掃除 自転車に乗ってスーパーへ買い物 夕飯作り 後片付け これからお風呂に入って その後就寝 こんなにも出来ました♡ なんと充実した一日だったことか・・ 和田秀樹さんの本すごいです‼

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自然に服従させることを会得させようとするもの

昨日の日記にて。 運転の最中に腰痛が起きたのだが 激痛が起きるかもしれないという怖れのなか、 清水の舞台から飛び降りるつもりで 何もしないという姿勢をとった。 その折 ある思いが湧いたと書いた。 その思いとは 自分が何かをしてもしなくても 何らかの炎症による実質的な痛みは 影響を受けないはずだ。 私がなにかしようとしまいと、 実質的な痛みは厳然として存在する。 というもの。 その…

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ふたたび痛みが消える体験

実家からの帰り道 運転をしていたら腰に痛みが。 腰痛は若いころからの持病で ぎっくり腰のような激痛も何度か経験しているので、 腰痛がくると身構えてしまう。 しかも 運転中だ。 激痛が来たらどうしよう・・・ いつもこうした心配を抱えながら 運転しているのだが、 ここ最近森田療法の実践をしていて 息苦しさや痛みが軽減される体験をしているので、 もしかしたら・・・今回も と さっそく実践す…

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森田博士の精神交互作用について (自分のためのメモ)

お気に入りさんが森田療法について学んでいる。 森田療法とは、森田正馬博士がはじめた神経症の療法のことである。ここでいう神経症とはかなり広範囲の症状で、古くは赤面恐怖とか、対人恐怖症、潔癖恐怖などと言われていた、神経症、あるいはノイローゼの状態を指している。 その療法のキーとなるのは、精神のはたらきにおいて起きる「精神交互作用」というものへのしっかりした認識だ。 何らかの不快なものや状況におい…

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執着によって出現した実体のない仮の症状

私の長年の悩み苦しみとは次の事だ。 思い通りにならない事柄に相対するとき、 不快感が湧き起こるが、 その不快感が気持ちだけで済まなくて 体の症状となって現れる。 痛みや息苦しさといった 体の症状となって現れるので、 なにか悪い病気にでも罹ってしまったのではないか、 とにかくこの痛みや息苦しさをなんとかしなければ、 と焦って取り除こうとする。 しかし いくら一生懸命に取り除こうとしても ま…

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洗濯したかどうか

帚木蓬生さんの 「生きる力 森田正馬の15の提言」に こんな話が載っている。 【禅僧の修行はもっぱら外相を重視します。 心の内などは問題にしません。】 五時起床 質素な食事 坐禅 数時間にも及ぶ掃除 茶礼(おやつ) 午後4時には夕食 夜の坐禅 朝から晩まで休む間のない 決まったスケジュール。 【寝るのも禅道内の畳一枚の広さ、 坐禅のときは畳半分を使うので、 まさしく修行は立って半畳寝て一…

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森田療法は宗教なのか

森田療法は仏教を土台にしているのは知っていたが、 どこがどう結びつくのかよくわからなかった。 森田療法では気分本位をやめて 目的本位にするよう指導される。 気分が良かろうと悪かろうと 眼の前のやるべきことをやるが、 これが宗教とどう結びつくのか。 宗教というと私たちは、 神とか死んだ後の世界のことを思いめぐらす。 あるいは物事に動じないような 泰然自若とした人間や 煩悩が起きない清らかな…

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気分主義は破滅の人生

「お差支えなし ご注文なし」 は何に対して「差し支え」しないのか というところが、 具体的にピンとこないところがあった。 以前、師匠に 「もう少しすれば心がととのってくるので、 そうすればもっと家事にも着手でき、 家の中も整理整頓できるようになると思います。」 と私が展望のようなものを述べると、 師匠 「それは気分主義そのものですよ」 とピシャリ 『お差支えなし ご注文なし』 では…