「特別公開」の日記一覧

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京都非公開文化財特別公開を見に行ってきました。

一昨日(4/27)、「令和5年度〔春期〕京都非公開文化財 特別公開」の中から4ヶ寺を選んで廻ってきました。今回も東京・京都間の日帰り一人旅です。 「京都非公開文化財 特別公開」は「春」と「秋」の恒例の行事で、非公開の文化財を手軽に見ることが出来る貴重な機会と言えます。今回の特別公開の対象は12ヶ所ですが、その中で仏像がメインで公開されるのは5ヶ寺です。5ヶ寺の中で「法嚴寺」(山科区)は、交…

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薬師寺東塔心柱特別公開

4/29~5/8までの11日間薬師寺東塔の心柱特別公開が行われます。 基壇上からの見学になりますが新しくなった心柱を見ることができますので奈良に来られる予定があれば座人もこの機会にご覧ください。 拝観料はこの期間中だけは特別になりますが 水煙などを展示している僧房と食堂も含めて¥1600、食堂と僧房以外を見るだけなら1100円になります。 ゴールデンウイーク中で人でも多いかと思いますが行かれるな…

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☆格式ある寺院には豊臣、徳川両家の家紋が並立する【神應寺】

非公開の本殿と書院がこの日は特別に公開されていた 知らずに訪れた私は本当にラッキーだった 地元ボランティアガイドさんの説明付きそれがなんと無料だなんてここで運を使い果たしていいのかな? 徳川家歴代将軍の御位牌が並び寺の品格がダイレクトに伝わって来る 徳川、豊臣両家の家紋が優劣なく並んでいる様子はこの寺だけが許された凄さだね 曹洞宗の寺院、行教の創建だと伝わっている 岩清水八幡宮駅…

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凍れる音楽の復活(薬師寺東塔初層開扉)

10余年の修復期間を経て、今年3月に公開された薬師寺東塔です。 コロナ禍で延期が続いている落慶法要に先駆けての公開になります。 三重塔の屋根の間に裳階をつけることで六重塔に見せるという、リズミカルでユニークなシルエットが、1000数百年姿を変えずに悠然と立つ姿に、フェノロサさんが「凍れる音楽」と形容したのも納得です。 公開情報を聞いてからずっと気になっていたのですが、久しぶりに東西揃い踏みの…

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法隆寺に行ってきました。

昨日(5/10)、「法隆寺」の特別公開2件(上御堂釈迦三尊像・夢殿救世観音)と大宝蔵殿の特別展示「法隆寺の信仰と宝物」を拝観するために、日帰りで奈良に行ってきました。 今回の「法隆寺」おける特別公開と特別展示は、聖徳太子1400遠忌(回忌)記念事業の一環で、貴重な文化財が数多く公開されています。特に従来は公開が1年に3日間しかなかった上御堂釈迦三尊像(国宝)が、今年に限って6ヶ月間に亘って公開…

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国宝の中でも最上級圧倒的な存在感【金峯山寺 蔵王堂】

木造建築としては奈良の大仏殿の次に大きいと書いてある じっくり眺めていると凄みがダイレクトに伝わってくる 本尊の秘仏公開期間中だったが四年前に拝見しているので今回はパスいたしました 秘仏扱いの割には公開日多くてそれが少し心に引っ掛かる部分ございます 紅葉シーズンに入ると人波が続く場所なんだが空間独占状態で清々しい気分です 同じく国宝の山門は長期修復工事中で当分外観が拝めませ…

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京都非公開文化財特別公開を見に行ってきました。

昨日(10/15)、「京都非公開文化財 秋の特別公開」の10月公開分の16ヶ所の中から、主に仏像が公開されている4ヶ所を選んで、日帰りで廻って来ました。 「京都非公開文化財 特別公開」は春と秋の恒例の行事で、非公開の貴重な文化財を手軽に見ることが出来る絶好の機会です。今年の場合、春の公開はコロナウイルス感染拡大のため中止となり、秋の公開についても感染防止のため、通常(2週間前後)より長く4ヶ月…

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運慶が負けた、阿修羅も負けた(興福寺・南円堂北円堂③)

不本意ながら、前回はちょっと熱くなってしまいました。 何しろ南円堂には3.3mの大観音坐像に2m級の四天王立像、奥行きを広げる法相六祖坐像。 これらが直径15mの八角堂の中にひしめいて、しかもずっと目の前にそびえているもんだから、終始見上げる形のアングルでの見仏を余儀なくされます。 そんなところに1時間近くいたせいで、スケール感がおかしくなっていたのです。 そして、その直後に入った北円堂のな…

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北円堂の国宝仏群と、ある異変(興福寺・南円堂北円堂②)

つづき。 の興福寺南円堂の中に小一時間ほど滞在して、北円堂に向かいます。 現在の北円堂は鎌倉時代の再建ですが、創建当初(奈良時代)の姿が再現されていて、日本一美しい八角円堂であると言われています。 康慶の子、運慶が晩年に手がけた、弥勒如来坐像が御本尊。 南円堂の不空羂索観音も、父・康慶の晩年の作品なので、両像の間にもまた、親子ほどの歳の差があるということになります。 南円堂とは違って、毎年…