商売柄、額縁の内側のマットという厚紙の加工を、 ひんぱんに依頼される。 額縁の持込のお客さんなら、その額に合わせてマット紙を、 合わせてしまえるが(現物合わせという)、寸法だけを指定されて依頼されるときは、ほんとうに神経を使う。 というのはお客さんが、納入したマットを額縁に入れようとしたときに、入らないということがまれにあるのだ。 その原因は、額縁がもともと長方形に出来上がっていない場合や…
先日、お店に電話がかかった。 以前(2008年)に、店主BLOGに書いたマットカッターについての問い合わせだった。 マットとは、水彩画や写真などを額装する際に、作品に重ねる穴あきの厚紙だ。マットカッターは、マット紙に穴開けする道具のこと。なぜこのような道具が必要かというと、ななめ45度の斜面を持つ穴あけが必要となるためである。 記事では、いいカッターを求めての遍歴について記述していて、最終的…