「句集」の日記一覧

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句集・初葉(しょよう)

初版発行    2022年7月25 著者      丸谷三砂(まるたに さんさ) 発行者     石川一郎  発行      公益財団法人 角川文化振興財団 印刷製本    中央精版印刷株式会社 著者略歴 1948年 東京都三鷹市生まれ 1990年 「東大銀杏会」入会        有馬明人に師事 1990年 「天為」入会 1993年 「天為」同人 2021年 「パピル…

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川柳句集「帰る家がある」上梓

川柳専門誌の新葉館出版から句集を上梓しました! 句は240句もありますので掲載はできませんが、「あとがき」だけ掲載させて頂きます。 あとがき           結婚して早いもので五十年になります。記念に句集でもと思っていましたらドンピシャで新葉館の方から250号記念企画(令和川柳選書)の案内が届きました。これに乗らぬ手はないと早速手を挙げた次第です。  平成十年のGW頃に家内と「定年後の趣味…

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21年・合同句集原稿

春 火の山へ向かひて亀の鳴きにけり 古草や都会へ向かう子等の夢 マイカーに「事故無く行く」と誓ふ春 夫は喜寿二人で啜る蜆汁 写メールは夫のリハビリ花吹雪 放置田の雀の鉄砲天を撃つ 病む夫の体内時計狂ふ春 畑焼くけふは亡夫の誕生日 添ひとげし五十年なり春の雪 原子炉の点検作業山笑ふ 兜太逝き九条憂ふ春の星 参道に桜ちらほら西行忌 「令和」てふ新元号や桜東風 豆腐屋は定休日なり朝桜 孫の手も夫の遺…

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合同句集原稿1

春 火の山へ向かひて亀の鳴きにけり 古草や都会へ向かう子等の夢 マイカーに「事故無く行く」と誓ふ春 夫は喜寿二人で啜る蜆汁 写メールは夫のリハビリ花吹雪 放置田の雀の鉄砲天を撃つ 病む夫の体内時計狂ふ春 畑焼くけふは亡夫の誕生日 添ひとげし五十年なり春の雪 原子炉の点検作業山笑ふ 兜太逝き九条憂ふ春の星 参道に桜ちらほら西行忌 「令和」てふ新元号や桜東風 豆腐屋は定休日なり朝桜 孫の手も夫の遺…

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句集「懐郷」の共鳴句

句集「海峡」をありがとうございます。 いつ、何処でどんな暮らしをなさっていた方か分かる句を選んでみました。 初場所の無念引退稀勢の里 歌会の平成終えぬ宮中 ウォーキング歩幅小さき寒の入り リュック背にチャリを走らす梅見茶屋 被災地は未だそのままお水取り ペタル漕ぐ安威川ロード鳥曇り 借景に曾孫春日のVサイン 箒草三面鏡も夫もなき 稲の道曾孫は篭に網を持つ 二歳児の薩摩の笑顔秋桜 当選の図書券届…

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第102回「薩摩よみうり俳句大会」

 平成29年11月10日(土)12:00~15:50 於:鹿児島市福祉勤労者交流センター (イオン7階第一会議室) 1.投句料1000円(一人2句投句)67名投句 2.選者   「鹿児島若葉代表」    中間秀幸   「鹿児島県俳人協会開帳」 山之内赫子   「薩摩よみうり文芸・俳句欄選者」木戸隆司   「薩摩よみうり俳壇友の会会長」 徳田正樹   「薩摩よみうり俳壇選者」    淵脇 護 3.…

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川柳句集「まだまだつづくひとり旅」への反響と効用

2回目の川柳句集を発刊したことは先日書き込みましたが、今回は薄い代わりに部数多く印刷したので多くの人にお渡ししています。 そして年賀状のための住所録を頼りにたくさん郵送しました。 郵送分だけで今現在で80通くらいでしょうか。 その反応として連絡のあったのが90%くらいなのにはびっくりしまひた。 電話をくれる人、メールをくれる人、葉書や手紙をよこす人などなどたくさんの返…

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ミニ句集

柳友の真島久美子さんがミニ句集を発行された。 「川柳塔」のHPで閲覧できるのだが、川柳愛好家の皆さんのためにここでも紹介したい。 幣にはとても真似の出来ない感性溢れた作品の数々をお楽しみ下さい。 「吉野ケ里から愛を込めて」 十指しかなくて心が掴めない 通り雨嘘が滲んだだけのこと アンテナの形で人を乞うている 核心にせまる醜く溶けながら  生きてゆくつもり鉛筆噛みながら 心臓と書いてハート…

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句集

穏やかな一日。 川柳の宿題の端境期! ひと月ほど前から次の句集の準備を行っている。 これまで作った句が、3万1千句ほど。 その中から約250句を選別する。 こういう作業をすると自分の川柳の歴史が分かる。 しかし、当時はそれで良いと思っていた句も冴えない句が多い。 まあ、満足度が上がったと言えばそうかもしれないが...。 これだ!と思う句は十指に足りないかもしれない。 ないものね…

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句集燦々

昨日、川柳マガジン8月号が届いた。 真っ先に開いたのは、松橋帆波さんの「句集燦々」 新葉館から「貴書が取り上げられますよ」と予告があった。 ちょっと面映ゆいコメントに代表句がついている! 「朝の陽と海と小島のなかを行く」 こんな句、自分の本にあったっけ?と思いだせない(笑) クルーズのシーンらしいと拙著「川柳漫遊記」を取り出す。 あったあった!バルト海クルーズでストックホルム入港時…

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きずな

昨夜なんとなく本棚から手に取った句集。 川柳句集「きずな」  長野清子著 清子さんは最初に入った東京の吟社でご一緒した。 その後大病を患われ、回復されて後に刊行された句集だ。 随分前に頂いたが、読み返してみるといろんな想いが...。 女の一生文字盤のない時計抱く 背くのか白い牡丹の赤い芯 岐路に立つ風は妥協を許さない その先を知りたい風の好奇心 無防備でよし雨の日の雨を聴く …