春 火の山へ向かひて亀の鳴きにけり 古草や都会へ向かう子等の夢 マイカーに「事故無く行く」と誓ふ春 夫は喜寿二人で啜る蜆汁 写メールは夫のリハビリ花吹雪 放置田の雀の鉄砲天を撃つ 病む夫の体内時計狂ふ春 畑焼くけふは亡夫の誕生日 添ひとげし五十年なり春の雪 原子炉の点検作業山笑ふ 兜太逝き九条憂ふ春の星 参道に桜ちらほら西行忌 「令和」てふ新元号や桜東風 豆腐屋は定休日なり朝桜 孫の手も夫の遺…
春 火の山へ向かひて亀の鳴きにけり 古草や都会へ向かう子等の夢 マイカーに「事故無く行く」と誓ふ春 夫は喜寿二人で啜る蜆汁 写メールは夫のリハビリ花吹雪 放置田の雀の鉄砲天を撃つ 病む夫の体内時計狂ふ春 畑焼くけふは亡夫の誕生日 添ひとげし五十年なり春の雪 原子炉の点検作業山笑ふ 兜太逝き九条憂ふ春の星 参道に桜ちらほら西行忌 「令和」てふ新元号や桜東風 豆腐屋は定休日なり朝桜 孫の手も夫の遺…
平成29年11月10日(土)12:00~15:50 於:鹿児島市福祉勤労者交流センター (イオン7階第一会議室) 1.投句料1000円(一人2句投句)67名投句 2.選者 「鹿児島若葉代表」 中間秀幸 「鹿児島県俳人協会開帳」 山之内赫子 「薩摩よみうり文芸・俳句欄選者」木戸隆司 「薩摩よみうり俳壇友の会会長」 徳田正樹 「薩摩よみうり俳壇選者」 淵脇 護 3.…
2回目の川柳句集を発刊したことは先日書き込みましたが、今回は薄い代わりに部数多く印刷したので多くの人にお渡ししています。 そして年賀状のための住所録を頼りにたくさん郵送しました。 郵送分だけで今現在で80通くらいでしょうか。 その反応として連絡のあったのが90%くらいなのにはびっくりしまひた。 電話をくれる人、メールをくれる人、葉書や手紙をよこす人などなどたくさんの返…
穏やかな一日。 川柳の宿題の端境期! ひと月ほど前から次の句集の準備を行っている。 これまで作った句が、3万1千句ほど。 その中から約250句を選別する。 こういう作業をすると自分の川柳の歴史が分かる。 しかし、当時はそれで良いと思っていた句も冴えない句が多い。 まあ、満足度が上がったと言えばそうかもしれないが...。 これだ!と思う句は十指に足りないかもしれない。 ないものね…