上手くいったのは善因善果
つまらぬことを書いておこうと思う。 気になることをメモとして。 なのでお忙しい方はスルーしてください。 仏教の教えとして、因果応報の真理ということがよく語られる。上手くいったのはよい原因を作ったためであり、上手くいかなかったのは悪い原因を作ったためであるという内容だ。 本当にそうなのだろうか。 この因果応報の話を聞くたびに、自分は疑問に思う。 上手くいったとは、自分の都合…
つまらぬことを書いておこうと思う。 気になることをメモとして。 なのでお忙しい方はスルーしてください。 仏教の教えとして、因果応報の真理ということがよく語られる。上手くいったのはよい原因を作ったためであり、上手くいかなかったのは悪い原因を作ったためであるという内容だ。 本当にそうなのだろうか。 この因果応報の話を聞くたびに、自分は疑問に思う。 上手くいったとは、自分の都合…
【広告】7月4日「仏像愛好の集」募集です! 前の日記参照ください! 新宿駅最寄りの文化学園大学で行われている 奈良興福寺文化講座(東京)(同HPあります)にこのところ 連続して行っています。 順序は逆ですが、 瞑想体験の時間を挟んで、第2講は法相宗大本山興福寺 多川(夛川) 俊映 貫主の法話で、少し前までは「唯識三十頌」の講義で とても自分には良かったのですが それが終わってしまい 只今は「春…
【前からの続き】 「了別・りょうべつ」 一般の辞書では扱われていないようです。 ネット検索で、唯識・了別をキーワードに検索したのですが、なかなか思うものがヒットしてきません。 やっと、唯識三十頌の二頌に、了別境とは、それぞれ別の対象(境)を認識する前五識、及び前五識と共に働いて認識活動を行う第六意識のことである。 と在りましたが、未だ唯識三十頌を順序立てて勉強していない私には…
【前に日記を加筆編集して書き直しました】 「唯識3年、倶舍8年」と云うフレーズは「倶舎論の勉強を八年すれば、唯識は三年でわかる」とらしいです。唯識は、それほど前提となる仏教の基礎知識が必要だということであるらしい。 ではと、その概要を勉強してみました。 原始仏教の後、部派仏教時代の上座部系の「説一切有部」は、あらゆる現象(諸法 dharmā)を構成する基体として、有法である法体(…
先の仏像愛好の集いin東博の中で「仏頭展」にまた行きました。3度目でした。 見落としていました壁天井への十二神将の灯影の確認が目的でしたが、前期に無い後期の展示も見られました。その中に出品番号26の 法相宗系図 を見ました。 その最上の宗祖には慈氏とあります。慈氏とは弥勒菩薩の(意訳)漢訳名です。 法相宗の根本思想は唯識です。唯識とは心(意識)を分析し末那識、阿頼耶識という深層の心まで解析…