2019-091:慎 陽射しより明るい君に慎重に 選んだ言葉それは沈黙 2019-092:約束 約束をすればするほど何もかも 抑えきれない嘘がはじまる 2019-093:駐 亡き人の車ポツンと駐車場 朝の光も冷気を増して 2019-094:悟 生きている意味などないとふと悟る それでも歌うひとりカラオケ 2019-095:世間 テレビ無く無言のままの休み終え 世間に向う朝の改札
(中公新書)を読んだ。 この本の大きなテーマは、ヨーロッパ列強が世界制覇を進めていた頃は日本では豊臣・徳川時代。東南アジア諸国のように日本はなぜ植民地化されなかったか。 武力もあるだろうが、キリスト教の布教禁止も大きく 絡んでくる。 「もし日本がそちらの国に行って神道を説いて人民を 困惑させたら、そちらの領主は喜ぶか。そうではあるまい」 という秀吉のイエズス会への書簡も残っているらしい。…
遠藤周作氏について最近考えを巡らしていた折、 氏の作品である「沈黙」が映画化されたということで 興味を抱いていたのだが、 残忍なシーンに耐える自信がなくて、 未だ観ずにいる。 あらすじを読んで そこから考えたことを記そうと思う。 江戸時代の長崎。キリスト教弾圧の嵐が吹きすさぶ中、 踏み絵を踏まなかった者は処刑され、 踏み絵を踏んだ者は処刑されなかった。 歴史に名を残すのは 踏み絵を踏まないで…
またしても、日記を暫く書かずじまいだった。いくら年老いたとは申せ、毎日生活をしていないわけではない。その時どきに新たな経験をしたり、事に当たって想うことなどもある。それにも拘らず、書いたりしてはいない現実がある。 ちょっと振り返るだけでも、例えば、アメリカのトランプ大統領の「アメリカ第一」の数々の発言や大統領令などは、否応なしに我が国にも直接・間接に影響を与えつつある。 北朝鮮はまたもや弾…