凡そ3週間前だろうか、人生62年で、初のインフルエンザとやらに罹ってしまった。 北海道への雪見旅行から帰ってからは、別に普段通りの生活をしていたが、ある日突然、悪寒がはしり、頭がフラフラし出した。 此れは普通の風邪ではないなと直感し、すぐさま近所の内科クリニックへ。 では、早速、インフルエンザ検査をしましょうと言うことで、細長い綿棒のようなものを鼻の奥まで突っ込まれ、その結果、検査キットを見せら…

思い起こせば、我がサラリーマン時代の1973年5月に、大阪・梅田の「サンケイ・ホール」で、初来日したCecil Taylorを聴いて以来の出会い。 その時は、Jimmy Lyons(as)、Andrew Cyrille(ds)でのトリオ・ユニットだった。 それは、ジャズを聴き始めて4~5年のジャズ初心者の私にとっては、衝撃的な、雅に背筋が凍るような体験だったと記憶している。 あれから40年、Ce…

その男は、眼鏡をかけ、黒っぽいタイトなスーツに身を包み、笑顔でステージに上がってきた。 如何にも、エスクワイヤ誌「ベスト・ドレッサー2008年」に選ばれた程のお洒落さである。 (一見、髪がふさふさした、Paul Desmondか?　と言ったら失礼かな?) Benjamin Herman(as)・・・1968年生まれの45歳、 ロンドン生まれだが、オランダを代表するミュージシャンだそうだ。 その…

回想すれば...山中湖畔での「Mt.Fuji Jazz Fes.」と、この「Jazz Promenade」は、私にとっては、一大イベントであって、共に第一回目から出かけていて、微妙にリンクしていた。 それは、気分的に、湖畔の夏が終われば、秋にはジャズ・シティ「横濱」が呼んでいる...と言う具合だ。 さて、前者は過去の産物となってしまったが、後者は、現在進行形...今年で21回目を迎えている。 今…

9/3: Enrico Pieranunzi Trio at Cotton Club(1'st) エンリコ・ピエラヌンツィ・・・イタリア:1949年生まれ リリシズムと哀愁を帯びている。 2004年の初来日を聴き逃している彼、やっと聴けた。 愛聴盤は、「Meridies」(Spece Jazz Trio名義)、「Ballads」辺り。 そして、持参したCD「Live at The Village…