10月末からのバタバタ状態(とは言うものの、単なる引越しだが...)から解放され、やっと私生活も落ち着いてきた。 だが、我がライブ・ウォッチという趣味は継続していた。 10月10日~11日:「Yokohama Jazz Promenade」 11月8日: 「山中千尋N.Y.Trio」(目黒パーシモン・ホール」 12月4日: 「The Thing」(新宿・Pit Inn) 12月20日: 「T…

Lars Jansson...“Sweden抒情派ピアノの最高峰”と言うキャッチが、こそばゆいが....(笑) 彼の作品は、精々五枚ほどしか所持していないが、実は、私にとっては、今回が初めてのライブ・ウォッチである。(何でも、今回、初来日20周年記念のライブだそうで、結構来日しているようだ。) メンバーは、Lars Jansson(ラーシュ・ヤンソン:64歳)ピアノ、Thomas Fonne…

日頃、軟弱な?(=耳に心地よい)ピアノ・トリオしか聴かない爺が、今年は、二人のFree Jazz or Free Improvisation Musicの巨匠を聴く機会があった。 (ある意味、懐かしさと、怖いもの観たさと、今年が見納めか?と言う焦りがあったのかもしれないが...) 1)4月18日: Peter Brotzmann+豊住+近藤 at 新宿・Pit Inn 2)4月22日: Pet…

さて、「Jazz Inn Lovely」の遍歴についてもう少し述べれば... 1970年: 名古屋・女子大小路にオープン 1976年: 現在地・栄(武平町通り)に移転し、現在に至る。 ただ、私は、1970年から1979年まで転勤により、大阪市在住であった為、最初のオープンも、新天地での再開も居合わせていない。 再び転勤により、名古屋へ戻ってきたのが、1979年10月だから、その時以来となるか..…

我が御近所ジャズ喫茶とは、「Jazz Spot　CANDY」と言うお店である。(自宅からバスで15分位の所にあり、オーディオ・マニアが全国からオーディオ詣でに来るそうだが、私にとっては、あくまでもジャズ・ライブの御店という位置づけである。 (興味のある方は、検索してみたらよろしいかと...) その御店で最近、ライブを聴いた石井彰、田中信正、Hakuei Kimらに、名古屋の「Jazz Inn …

今回、我が故郷・名古屋行きを決断させたのは、20代後半から50歳代まで随分と通った、私が唯一ジャズの「ホーム・グランド」と呼んでいる、「Jazz Inn Lovely」への訪問と、それに関係する「内田修」先生のコレクションを見聴きする為の岡崎市への訪問、そして、何故か、お盆でもないのに、5年前に他界した母の墓参りの為である。(母の霊が呼んだか...笑) さて、3月7日、時間に余裕があったので、…

“ピアノ仙人”とは、うまく言ったものである。 実は此れ、今回お邪魔した東京都・町田市にあるジャズ屋「Nica's」のライブ・スケジュールをチェックしていた時の、店主の短いコメントに書かれていたモノからの引用である。(尚、今の店主は、ピアニスト:元岡氏かな?) 彼、Tom Pierson(p)....“知る人ぞ知る”というマイナーな人かもしれないが、私はゾッコンである。 実に、昨年5月24日以…

去年の事を言うと、鬼が泣いたりして? (笑) 12/9: ジャズ・シネマ「MONICA Z」を観た後、夕方、池袋に移動し、安ホテルにチェック・イン。 目的は、今夜のジャズ・ライブ、御初のジャズ屋「Apple Jump」にて、「Nomadic Beings」と言うグループを聴く為と、明朝am9:00に、池袋発「川治温泉」行きの無料送迎バスに乗る為である。 ?Jazz Live:「Nomadi…

再びの「TUC」ライブ・ウォッチである。 今夜は、今や破竹の勢いの如く、乗りに乗っている若手、「類家心平」(るいけしんぺい)のトランペットを聴く。 実は、彼のトランペットは、我が御近所ジャズ喫茶でのライブ(板橋文夫グループ)や、今年の「横濱Jazz Promenade」での「5 piece band」で体験済みなのだが、小さなハコでじっくりと聴きたいものだと思っていた。 で、今回は、伊藤志…

久々のジャズ屋、岩本町の「TUC」である。 お目当ては、リーダー、Jon Faddisを差し置いて、David Hazeltineのピアノを聴きたかったが本音である。(御免なさい!である。) そして、彼のピアノ・トリオでの、D.Brubeck曲「In Your Own Sweet Way」が印象に残っている...エバンス派かな?　と感じた。 それにしても、Jon Faddisと言えば...高…

10/10(金): あくまでも個人的な「前夜祭」として、横浜市ではなく、何故か?国立市「No Trunks」にて、竹内直、本田珠也、石田幹雄のトリオを聴く。 (何れも、Jazz Promenadeの常連組ではあるが...) その音楽は、何処までも、ドFree Impro.の直球勝負で、如何にも「中央線ジャズ」其の物と感じた。 今夜は、新宿泊。(其の前に、「新宿ジャズ館」にて取り置き依頼していた、…

「東京JAZZ」...何年か前にホールでのコンサートを聴いたが、それ以来、イマイチ聴きたいと思うミュージシャンが来なかった事もあるが、と同時に、同時期に大方、何処かでClub Gigがあり、そちらの方に食指が動く。 (去年で言えば、Lee Konitzの様に) で、今年はと言えば...The Quartet Legend、Herbie Hancockを差し置いて、個人的には、Ahmad Jam…

若き貴公子? のThomas Enhco氏...1988年生まれの26歳と言う。 実は、彼の初ライブは、2011年の9月に御近所ジャズ喫茶でのトリオ・パフォーマンスだったと記憶している。 (その時は、名プロデューサー、伊藤八十八氏も来店していたね。) その彼が、今回はSolo Pianoで一日限りのクラブ・ギグをやると言うことで、Cotton Clubへ足を運んだ。 やはり、イケメンだけあって…

此れほど、待ち焦がれたピアニストのライブは珍しい。 それは、某ジャズ誌のライブ・インフォメーションで見つけた時は、おっ!と小躍りしたくらいであった。 昨年、10月以来である。 メンバーは、Mark Tourian(b)、バイソン片山(ds)、Tom Pierson(p)と言う トリオで、町田市にある「Nica's」というジャズ屋へ、初めて足を運んだ。 で、町田市って、神奈川県?と思いきや、東京…

Jack DeJohnette・・・1942年生まれと言うから、今年72歳である。 そんな彼が、Ravi Coltrane(John Coltraneの息子)と、Matthew Garrison(Jimmy Garrisonの息子)を引き連れてのClub Gigをやるとなれば、行くしかないだろう。(幾らBlue Note Tokyo嫌いであっても、だ) 何たって、Keith(Jarrett)のS…

昨夜(5/3)の「Keith Jarrett Solo Concert」(大阪フェスティバル)での後味の悪い出来事の後で、よっぽど、一日早めて、今日(5/4)千葉へ帰ろうかなと一瞬考えたが、予約してあったLCC(Jet Star)では、便の変更は不可だし、ホテルの当日キャンセルも、余計な出費となるしと、結局は当初の予定通り、JRで高槻へと向かった。 駅構内では、「ジャズ・ストリート」のボランティ…

其の瞬間、あ~~ぁ、という嘆きに変わってしまった。 其の音楽家は、“Hey! Men!”(と、3階席の私には聞こえた)と叫び、演奏を中断し、タオルを片手に持ちピアノから離れ、途中、タオルを空中に投げて去ってしまった。 やはり、客席からの咳か!? これが、二部の三曲目の中断から約15~20分後に再演した後の、最終曲と思われる所で発生した。 確かに、一部からの伏線があった。 客席から発せられる咳、…

我が「天邪鬼」的人間としては、このゴールデン・ウィークとやらに、人混みの中、移動するのは好みではないが.... しかし、ある日、突発的に、新装になった「大阪フェスティバル・ホール」で「Keith Jarrett Solo」(5/3)を聴いてみようかと、公演チケットを購入し、往復の移動手段は、LCC(成田~関空)とし、宿は難波の安ホテルを予約した。 そして、5/4は「高槻ジャズ・ストリート」へ足…

I : “I hope to see you again next year、anda~、I really wanna listen your trio's performance.” F.Hersch: “Thank You!” と、昨年4月18日に当店で行われた、彼のソロ・ライブ終了後のサイン会にて、アルバム「Alone at the Vanguard」にサインを頂き、握手しながら、些か…