「玉三郎」の日記一覧

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歌舞伎座3月公演 第三部

銀座に向かうバスがガタガタと揺れる。エンジンの調子が悪いのかと思ったら、地震とのこと。ドアを開けて、しばらく停車。直ぐに収まったから良かったけれど、最近多くて不安になる。 楼門五三桐、舞台は満開の花に埋まる南禅寺の山門。時節とピッタリあって、見ている方もウキウキしてくる。 「絶景かな、・・・」とご機嫌の石川五右衛門(吉右衛門)。この後山門がダイナミックにせり上がるのだが、芝居は15分程度で終わ…

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十二月歌舞伎  夜の部

玉三郎が白雪姫をやるというのをラジオか何かで聞いて、ちょっと観てみたいと思って、チケット取れるかなぁと心配だったのですが、一人で行くとなると意外と前の方でもポツポツお席は空いてるもので。 土日かけて息子のところに泊めてもらいながら出かけてきました。 十二月歌舞伎 夜の部です。 キャリーケース持参だったので、まずはコインロッカーに預けて、幕間のお食事を手に入れようと売店へ行って、お寿司とお茶を…

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12月大歌舞伎夜の部 玉三郎の「白雪姫」

本日、歌舞伎座に出かけてきました。 このところの玉三郎は、若手の指導にとても熱心です。 過去に「阿古屋」で菊之助を指導していましたが、今年は12月昼の部で、梅枝と児太郎に大役を任せています。 ご存じのように遊君阿古屋は三味線と琴、それに胡弓の三種の楽器を高度に演奏しなくてはならないのですから、それを若手にやらせるということは松竹としては思い切った方針、それだけ現在の歌舞伎界の大御所達が老境に…

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9月歌舞伎座 秀山祭

昼の部の福助復帰が話題であるが、夜の部の玉三郎をチョイス。今後舞台活動を減らすというので。 第一幕 操り三番叟 もともと重厚より軽妙な味のある幸四郎(まだ染五郎と呼んでしまう)にぴったり嵌った役。 第二幕 俊寛 絶海の孤島へ三年の流罪ののち、赦免の使いが島へ到着。戻れるのは3人だが、「流罪仲間」の一人が契りを交わした島の娘が別れを嘆く。 この身代わり申し出で、島に残る俊寛。覚悟はしたが、別れ…