「通信簿」の日記一覧

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学期末の思い出

小学校の学期末は、いつも憂鬱だった。 成績通信簿を先生から受け取る。通信簿には、学科評価の点数がずらっと書かれているが、下方に生活指導欄という記入欄があり、生徒に対する、生活態度や生徒の総合評価に関する短いコメントが書かれていた。 もう読まなくても内容はわかっていた。決り文句のように、担任の先生の字で、 「消極的ですね。」 「暗い。もっと明るく。」 「ハキハキと手を挙げて。」 な…

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通信簿

 30年前くらいのはなし。娘が中学生になり、学期末に通信簿をもらってきた。ひととおり成績を見て、保護者欄に一言書くようになっていたので「今日も元気でご苦労さん」と書いた。休みが終わり通信簿を先生に返却したところ、娘は先生に呼ばれて叱られたそうだ。 「保護者が書くところに自分で書いてはいけません!」「私が書いたんじゃありません。おとうさんが書いたんです」これには先生もガックリしたらしい。でもそう…

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空箱の活用!

鮎の友釣りの仕掛け作りを昨日まで16日間行い、各種仕掛け類を計画目標数(約250数)を作り、後は今日と明日一番大事なメタルラインを作ると、やれやれと一息つけそうです。  □空箱の活用   作った鮎の友釣り仕掛け類を入れる箱を下に画像UP   しましたが、その箱はソーメンが入っていた箱だっ   たり、佃煮が入っていた箱だったり、「かき餅」が入   っていた箱だったりを捨てずにとっておき、できた仕…

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48、『殿様の通信簿』(磯田道史著)は、世代をこえた判断基準、超時代性をもとめる思想が、日本人の思想の根底にあると

『殿様の通信簿』 磯田道史著 新潮文庫 平成20年10月1日発行 ーはじめに  戦国末期から元禄期に人物をとりあげる。  「殿様の通信簿」というもの。『土芥寇讐記』という元禄期に書かれた書物。  幕府隠密の「秘密諜報」で、公儀の隠密が探索してきた諸大名の内情を幕府の高官がまとめたもの。  当時の大名243人の人物評価を載せた稀有な書物。  水戸黄門。浅野内匠頭。大石内蔵助。    徳川光圀ーひそ…

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証城寺の狸囃子

突然フッと過去の出来事や歌などを思い出すことがあります。 最近小学時代の通信簿をみつけたのですが、一年生の時2ヶ月欠席していることがわかりました。よく欠席していた記憶はありましたが、2ヶ月連続して欠席していたのは予想外でした。 たぶん遠足かなにか学校行事も欠席した日の昼に母が作ってくれた弁当を食べた記憶がよみがえりました。 たぶんその頃ラジオで聞いた曲だったと思いますが、外国語で歌う「証城寺の狸…

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小学校の通信簿 (自分のためのメモ)

学期末の日になると、先生から通信簿を渡され親に見せるのですよと言われた。 ほんとうは見せたくなかった。それは通信簿の最後の部分にある 「生活態度欄」に、かならずといっていいほど、面白くもない文言がならぶからだ。 たいてい、こんな感じ。 ・消極的ですね。手を上げましょう。 ・もっとハキハキと。 ・もっと明るく元気よく。 いま思うと先生は、なぜそんな文言を書いたのだろうと思う。 どう考えてみても…

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卒業す三月中は学籍に

 飛ぶ鳥も光のかけら三月野  金箱戈止夫   鯛ばかり描かされていて三月尽く  長谷川かな女 花 季   黒字倒産出づ三月の馬鹿陽気  川村紫陽   人参は三月のいろ煮て和えて 高澤良一 素抱  眞菰生ふや三月あらぶ沼の波  篠田悌二郎  卒業す三月中は学籍に  アロマ  三月に就職を決め早十八年  アロマ  彼の水筒三月の風にろろんと鳴る  星野紗一  地に鳴るは三月尽の夜の…