連載:日常2

小学校の通信簿 (自分のためのメモ)

学期末の日になると、先生から通信簿を渡され親に見せるのですよと言われた。
ほんとうは見せたくなかった。それは通信簿の最後の部分にある
「生活態度欄」に、かならずといっていいほど、面白くもない文言がならぶからだ。

たいてい、こんな感じ。
・消極的ですね。手を上げましょう。
・もっとハキハキと。
・もっと明るく元気よく。

いま思うと先生は、なぜそんな文言を書いたのだろうと思う。
どう考えてみても、それは生活態度を褒めているのではなく、
ダメだと判断しているニュアンスを伝えている。
だから親に見せれば、小言をもらうハメになる。

生活態度欄にそのような指導