軽井沢五月に余花のちらほらと
かぢめてふ荒布根こそぎ冬の浜 小河原清江 行く春の隠岐の荒布ぞ煮て甘き 永田二三子 かじめ干し刻んで粘り出す アロマ 天辺にちぢむ太陽荒布干す 小田司 大潮の昼の荒布を拾ひ来る 天野美登里 暮れてなほ響く音あり荒布切 三村禮子 荒布干す磯や小船の島めぐり 竹内涼子 大釜の荒布いよいよ煮えたぎる 遠藤真砂明 大潮の月に干さるる荒布…
かぢめてふ荒布根こそぎ冬の浜 小河原清江 行く春の隠岐の荒布ぞ煮て甘き 永田二三子 かじめ干し刻んで粘り出す アロマ 天辺にちぢむ太陽荒布干す 小田司 大潮の昼の荒布を拾ひ来る 天野美登里 暮れてなほ響く音あり荒布切 三村禮子 荒布干す磯や小船の島めぐり 竹内涼子 大釜の荒布いよいよ煮えたぎる 遠藤真砂明 大潮の月に干さるる荒布…
飛鳥路に余花ひとひらの風ありき 中野京子 余花の雨二度寝の闇のやはらかし 飛鳥由紀 山荘を訪ひ来し父母に余花の風 東亜未 むらさきに山はけむりて余花の雨 舩越美喜 余花一輪小鹿野の町を見下ろせり 米須あや子 日差得て十勝野の余花いよよ濃く 稲畑廣太郎 いつのまにか透ける光となりし余花 近藤喜子 内濠の静けさ余花のかくれ径 渡部良子 …
令和元年9月平日、葛城古道&飛鳥路を散策。 大和と河内を南北に分かつ葛城山と金剛山の連山。その東山麓に延びるのが葛城古道である。古くは金剛山と葛城山を合わせて葛木の山と呼ばれ、一帯の山麓には古代から豪族が勢力を振るっていた。ここには、大和時代に栄えた鴨氏や本拠地を構えていた葛城氏に由来する宮跡や神社が点在する。道中には史跡高天原(たかまがはら)があり、神話の舞台になった神々の里でもある。な…
さしかかる壷坂村や豆を干す 山口青邨 そら豆を干して由緒の亭ありぬ 川端茅舎 豆稲架も烏もぬれて能登路かな 細見綾子 豆干して石見やふかき峡の数 飴山實 豆稲架も烏もぬれて能登路かな 細見綾子 豆干して石見やふかき峡の数 飴山實 豆稲架の十重に二十重に原城址 宮川杵名男 豆稲架の弾く丹波の夕日かな 須永トシ 豆稲架の日だまり婆々の居場所なる 細…
例年になく酷寒の冬ではあったが、 飛鳥地方は思ったほどの降雪はなし。 ロウバイくらいはと思い、二回ほど訪れる。 行く先はいつものルートで変わり映えはしないが、 今回は数年振り奥明日香入谷と冬野も訪れてみた。 デジブック『 雪の飛鳥路 』 http://www.digibook.net/d/28158d93a0ceb604aa5f12868e7a7061/?m
先週の金曜日、土曜日で関西に行ってきました。 夏のお盆以来の関西地方です。 今回は、法事が有り金曜日の朝、静岡を出て昼過ぎには着いたのですが、お天気が良くなくて、凄く寒い陽気でした。 お天気が良かったら、飛鳥路を少し歩くつもりでしたが、そんな気分にもなれず、只通り過ぎただけでした。 飛鳥路は小さい頃から遠足などで何度となく行ってはいますが、行く度に遠い古のロマンを感じております。 実家に…