「ダ・ヴィンチ」の日記一覧

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13万円が510億円に、ダ・ヴィンチは誰に微笑む

「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」 ノンフィクション映画、今月初めに行って来ました サルバトール・ムンディ』 (Salvator Mundi 世界の救世主の意) レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたとされるイエス・キリストの油彩肖像画 1500年ごろルイ12世のために描かれたとみられる。後にイギリスのチャールズ1世の手に渡ったが1763年以降行方不明となる。 1958年オークションに出品、複製とされ…

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『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』上、杉浦明平訳、岩波文庫、1954年1刷・2019年68刷、294頁、別紙7図版、8ポ、旧字体、読了。

 しょっぱなから頭中に芥川龍之介『侏儒の言葉』がお出でなさった。気持ちだけでも伴走してもらおう。レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519、享年67)の箴言と取るか、提題あるいは命題と取るか? なお、芥川はダ・ヴィンチ手記の一部を翻訳している(岩波版全集12巻82頁)。  「人生論」編の「生と死とについて」で、「ルクレティウス、自然論第三巻に、「手の爪と齒とは古代人の武器であった。」」(p…

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2枚の「岩窟の聖母」

・ 最近、こちらのサイトでは、イタリア関係の話題を見かけないと思ったら、ただ今、日本全国、全面鎖国中!。 そんな中、某民放で、ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」の再放送がありました。東京造形大学の池上氏とヤマザキ マリ氏の非常に興味深い内容で、改めてダ・ヴィンチの面白さを再発見。  「岩窟の聖母」は、レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo di ser Piero da Vinci)(1452年~…

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四国で 「ダ・ヴィンチ」―Ⅱ

■ 一年ぶりの四国は徳島、「うどん県」のお隣の鳴門市は大塚国際美術館、昨年撮り忘れた作品のために、再度の訪問。  長年の超個人的「疑問」であったダ・ヴィンチの作品のために台風で欠航?の恐れのある羽田から、ほんの1時間、徳島空港からは鳴門市のほうが近いので、今回は空港から15分ほどの鳴門泊で。 ≪疑問点≫  ①「受胎告知」は本当にダ・ヴィンチの作品か?  ② 「受胎告知」は「だまし絵」?  ③…

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2018.9 四国で 「ダ・ヴィンチ!」

■「大塚国際美術館」・・・世界の名画を陶板に転写・焼成(しょうせい)した原寸大の作品で有名な美術館ですが、所在地は?  山手線の大塚駅かと思いきや、関東から、はるか離れた四国は鳴門市、何故にその場所か?という疑問はありますが「作品撮影可」という状況に期待して鳴門へ!。  美術館の入り口は道路に面していますが、展示階はすべて、山の地下、作品数は1,000点以上ありますので、とても1日では回り切れ…

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8、ヴァヴェル城で観たダ・ヴィンチの「白テンを抱く貴婦人」

中央市場広場から王の道を進み、丘の上のヴァヴェル城を目指して街並みを歩んだ。  右手に若かりし頃の「ヨハネ・パウロ2世」の写真の掲げられた黄色い建物があった。  本名カロル・ユゼフ・ヴォイティワさんは、1939年19歳のときポーランドがドイツに占領されて学んでいた大学が閉鎖。鉱山や工場で働きながら勉学を続け、1943年に聖職者として生きることを決意。  1946年に司祭となり、特に優秀だったこと…

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血湧き肉踊る

レオナルド・ダ・ヴィンチのスフォルツア騎馬像を見上げる。 名古屋市国際会議場に飾られた巨大な彫刻は見事。 2年ほど前にも訪れて驚いたが、何度見ても感動する。 台座には実際の騎馬像より少し大きめの8mと書かれている。 台座の高さが2m以上あるので実際は10mを越えているだろう。 遠くからでも充分に見応えがあるが、下から見上げるのも良い。 浮き出た血管、盛り上がる筋肉がリアルで素晴らしい。 馬の身…