「作家の家」の日記一覧

会員以外にも公開

軽井沢にある作家の家…有島武郎別荘、堀辰雄別荘、野上弥生子別荘

この写真を9枚、ブログにアップしています。 http://hamidashirakuen.blog.fc2.com/blog-entry-5904.html 軽井沢町の南、塩沢湖を囲むようにレジャー施設「軽井沢タリアセン」があります。そこには作家の旧別荘などレトロ建築が移築されています。文豪たちの別荘を訪問するにも、正装は必要ありません。念のため。 作家の旧宅を訪問した記事はブログ…

会員以外にも公開

妻譲渡事件の佐藤春夫と谷崎潤一郎の旧居、目白新坂界隈を歩く!

昭和五年に谷崎潤一郎は妻、千代を佐藤春夫に譲渡すると契約を結んだという話を、100年後になって聞いた。ワタシは人一倍、法律を守るタイプだから、羨ましくてしょうがない。 佐藤春夫のルックスにも谷崎潤一郎の着物の着こなしにもるかに及ばないのは分かっている。それでも近寄ってみたい。二人が住んでいた目白新坂界隈を歩いてみた。 音羽通りから目白新坂をのぼり右に折れると「佐藤春夫旧居跡」がある。 説明版…

会員以外にも公開

妖人の館! 旧江戸川乱歩邸(池袋)の今!

江戸川乱歩はこの350坪の地に、昭和9年から亡くなる昭和40年まで住んだ。邸内にある写真をみると、建設当初の昭和初期は畑もあって、自然豊かな地域だった。終戦後の池袋は変貌をとげ、雑踏になった。乱歩はそんな猥雑さも好んだらしい。 現在は立教大学のキャンパスの一角にあるように端正に整理された一画にある。並木が植えられ、静かな通りにある。入口には江戸川乱歩の本名が掲出されている。 昭和32年(?)…

会員以外にも公開

文学好きには欠かせない、森鴎外旧居跡(池之端)!

水月ホテル鴎外荘に鴎外の旧居跡があります。 ホテルのHPによれば、「ドイツから帰国後、28歳の時に、海軍中将赤松則良の長女登志子と結婚し、上野花園町の赤松家の持家に住んだ。それが当ホテル所有の鷗外荘。ここで舞姫をはじめ、うたかたの記、於母影などの作品が執筆されました。」と。 鴎外がベルリンに住んだときの住居が鴎外記念館となっている。旅行記は: http://ikokuno.web.fc2.co…

会員以外にも公開

放浪記を読むより「林芙美子旧宅」(中井)に作家の息遣いを感ずる!

林芙美子が昭和16年(1941年)から亡くなる昭和26年(1951年)まで住んだ家。家の北側は広かったらしいが、現在は他の家が迫っている。一帯は比較的広い敷地の邸宅が連なっている。 箱根土地株式会社の堤康次郎が一帯の土地を買占め、宅地を造成して販売を始めたのが大正11年(1922年)。これが「目白文化村」の始まりとのこと。現在の中落合と西落合の一部、中井二丁目がそうだ。 その後の戦争で、一帯…