うそ寒き 夜の戸叩く まれ人の かそけき常世の 忍びくる雨 「うそ寒」は季語としては秋だ、と。お歴々はと見てみると、しかし、春にも冬にも使うておりゃる。季語などあてにはならない 常世、常世波、常世の雨、まれ人。釈迢空・折口信夫、、、 折口信夫「とこよ」と「まれひと」と、より 稀に来る人と言ふ意義から、珍客をまれびとと言ひ、其屈折がまらひと・まらうどとなると言ふ風に考へて居るのが、従来の語原説…
梅雨の中休み、涼しい風が部屋の窓からはいってくる。 朝のひと時、何となくほっとする。 結党101年を迎えた共産党は党大会で「原点回帰」を強調、中央委員会総会で「革命政党の立ち位置を鮮明にし、綱領的値打ちを押し出す」すなわち皇室の排除、自衛隊を認めないなど、志位委員長が言う「革命は怖いものではない」路線にかじ切ったといっても過言ではない。 共産主義者たちの侵略行為は現実性を帯び、再び…
東京は、久々の雨で路面がうっすらと濡れている。 空はくもり、今はやんでいるが、今にも降りそうだ。涼しい風が顔をなでる。お盆入り、夕方にもお寺へ行き、ご先祖を我が家に迎える。 生きるという意味・・・・ 与謝野晶子という歌人かいた。 「私は日本人の強くなることをよくします。 個人としても、国民としても、世界人としても強く生きることをよくします」 歌人でありながら「私は従来の芸術家…
つまらない男と結婚したもんだなぁ と与謝野晶子の孫である 与謝野馨元政治家が 言った。 与謝野鉄寛に燃えるような恋をした晶子の歌は 強烈なエロチシズムを漂わせた この明治という時代にセンセーショナルな波紋を投げかけるものだった、 この時代に? と 思わず つぶやいてしまうのである。 柔肌の 熱き血潮に触れもせで 寂しからずや 道を説き君 …