雨が降らないだけマシの日々で、梅雨入りもまだ無い、救いの都内です。 青空も時折白い雲から微かに覗くようですが、直ぐに白い雲の中に遠慮です。 雨雲では無いハズですが、時折パラリ・・・の涙。 傘を持たない身の上には、実に好都合。 そんな中での、昨日の呑川緑道の花たちの続きです。 一番分かり辛い三枚目から。 都内は電車の便の悪い場所ですし、緑道をしばし移…

スカッと青空は当分無さそうで、白い空がまだ有り難いと思うほどのジメジメの梅雨の始まりに成りそうです。 季節の巡り具合は、多少のズレは在っても相変わらずの生真面目さのようです。 数キロも続く呑川緑道の殆どが地中の土管の中で、国道246号線と駒沢通りの1キロ余りだけが露出した親水公園です。 そしてまた姿を消して、北側は地中に・・・ 南側は緑ガ丘駅を過ぎて、東工大の目の…

少し都内を後にしている間に、春は早足で次々と新たなステージに進んで居た様です。 ソメイヨシノは、ほぼ散ってしまい、色が残るのが八重桜くらい。 直ぐ近くの呑川緑道は、本来はソメイヨシノばかりでしたが、古木を切った跡には根を掘り起こして、八重桜や八重紅しだれ桜、さらに写真の御衣黄桜やウコン桜もすでに満開です。 モクレンもすでに紫色の大輪に・・・ この御衣黄桜とウコン桜は、なかなか区別も付…

昨日夕方を待って出掛けたのは大当たりだったようで、今日は既に微妙な一日になっているようです。 曇り空の下では、町中の魅力もファインダーの中では薄れていきます。 陽の光りの少ない町は、灯りを待つ以外はなさそうです。 それでも派手なネオンサインも無く、昨日も夕方6時にはシャッターを下ろすような田舎町ですので、夜はかなり早い都内にもなるようです。 8時にお店が明るいのは、少ない飲食店のみ・・…

誰でも簡単に撮れる写真になりましたが、一味違う素敵な写真となると、やはりそれなりの手練手管も必要になります。 さらに誰もが買えるカメラでも。 今回は40年前のペンタックス・オート110の大きめの50ミリです。 オモチャレンズと言いながらも、親指大では無いそれなりにボリューム感のあるレンズです。 クラシックな表現力は、やはり個性的な美しい表現力になるようです。 前回の三点も共に、このレン…

春は、上品な香りをずっと楽しめます。 花粉症は、ちょっと意地悪ですが。 甘い高貴なかほりの日本水仙、 濃厚でクラクラしてしまう甘さのフリージアは、白か黄色が濃厚で、色や斑が入るごとに香りが抜けていきます。 色も香りもの贅沢は、許されないようです。 人間の欲も自然界は、都合の良さを認めません。 やがて、平家の隆盛の頃から花見の花の梅の香は、風の無い曇りの日など、立ち尽くしたく成る程の誘惑…