やんちゃなオスのテディが見事な『アリ釣り』を見せてくれました。 野生のチンパンジーが簡単な道具を使うのは良く知られた行為ですが、その場に遭遇出来るのは滅多に無い事で、アリを釣って食べる所を一部始終見られたのはとてもラッキーでした。 テディは,樹木のオオアリの巣に小枝を差し込み,枝に噛み付いてくるアリを舐め取ります。アリが次々に出て来ると,樹木にしがみ付き夢中になって食べていました。アリなんぞ美…

ロッジでの朝食を済ませチンパンジートレッキングの開始だ。 既に入山している公園レンジャーからの無線連絡でチンパンジーの居場所の情報が入り、ガイドが前後に付き添っていざ出発。 チンパンジーの群れは山奥をねぐらにし、朝になると果物や木の実を求めて山の中腹に下りて来るが、その日によってロッジの裏山だったりもっと遠方だったり、現れる場所が異なる。 遠くて山越えが無理な場合は、ボートで湖を渡って近くのビ…

カトｳｲンビの村を後にしてチャーターボートでタンガニーカ湖を進み、ロッジのあるクングェ・ビーチキャンプに向かう。マハレ唯一の交通機関「乗り合い船」とすれ違ったが、乗っている人達はみんな手を振って大歓声だ！ タンザニア最西部の遠隔地・マハレ山塊国立公園。 今年の6月に亡くなった京都大学の西田名誉教授が中心となり、大学院時代の1965 年から、このマハレで野生チンパンジーの生態の研究を続けた。以来…

しばらくぶりのタンザニア日記です。 タンザニア最奥地・カタビ野生保護区のサファリを終え、チャーター機でタンガニーカ湖畔まで行き、チャーターボートに乗り換え「チンパンジーの森」マハレ山塊に向かう。 コンゴ共和国と国境を分けたタンガニーカ湖はアフリカ大地溝帯の湖で、ビクトリア湖、マラウイ湖と並ぶ古代三大湖の一つである。 途中下船して、カトゥンビ村の小学校を訪ねた。この学校は日本のマハレ・チンパン…