「8月度」の日記一覧

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8月度句会

8月の兼題は、「秋めく」、「朝顔」、「踊」であった。 角川文庫の俳句歳時記 第三版には次の解説がある。 秋めく(あきめく)、秋づく 八月も終わりのころとなれば、風物のたたずまいは目に見えて秋らしくなる。秋立つというよりも主観が強い。 朝顔(あさがほ)、牽牛花(けんぎうくわ)、蕣(あさがほ)、朝顔の実、種朝顔 熱帯アジア原産というヒルガオ科の一年生蔓草。奈良時代に遣唐使が中国から薬用として種子…

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8月度句会

今月の兼題は、「鵜飼」、「虹」、「青芒」であった。 角川文庫の俳句歳時記 第三版には次の解説がある。 鵜飼(うかひ)、徒歩鵜(かちう)、鵜匠、鵜遣(うつかひ)、鵜縄、荒鵜、疲れ鵜、鵜籠、鵜舟、鵜篝(うかがり) 飼い慣らした鵜に鮎を獲らせる漁法。鵜飼は「古事記」「日本書紀」「万葉集」などにも見られ、古くから各地で徒歩鵜・昼鵜飼・夜鵜飼などが行われていた。岐阜の長良川の鵜飼は有名で、伝統を今に伝え…

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8月度句会

今月の兼題は、「晩夏」、「鳳仙花」、「蜩」であった。 角川合本 俳句歳時記第三版の兼題の説明は次の通り。 晩夏(ばんか) 、季夏、夏深し、晩夏光 夏も末になれば、烈日も衰えをみせ、草木の繁茂も終わりを告げる。そこに「夏終わる」の感慨もある。暦の上で晩夏である八月上旬は、一年のうちで最も暑い時期にあたり、まだ酷暑が続くが、しだいに影も長くなり、空の色、雲の形に秋の気配を感じるようになる。 …