珈琲はインドネシアのアロマカフェ アロマ <夕食は肉野菜炒め 卵懸け 白菜のチンしたもの スイーツは 雪見大福> エスプレッソ飲んで入道雲の下 鳥居おさむ 秋口や目先をかへてカプチーノ 西谷孝 春の雲ながめてをりぬカプチーノ 神谷邦男 節分やシネマのあとのカプチーノ 亭午 星野麥丘人 朝寝してふはふは啜るカプチーノ 高木瓔子 年惜しむ椅子引…
書肆の灯や夏めく街の灯の中に 五十嵐播水 銀行も茶舗も本屋も盆休み 辻田克巳 工員と隣るメーデーの夜の書肆に 石田波郷「春嵐」 秋うらら後戻りして寄る本屋 武永江邨 街の書肆少年少女文学全集 アロマ 秋灯の書肆をオアシスとも思ふ 岩崎照子 書肆街の茶房古風に秋の薔薇 西島麥南 書肆街の片蔭つたふ我が家路 西島麦南 人音 身に沁むや書肆に溢れし文庫…
この職のはじめ浅草いわし雲 松田雄姿 『矢筈』 さらしくぢら浅草に来てすこし酔ふ 草間時彦 そらまめへ箸浅草の雨を来て 花谷和子(俳句) 稲妻は浅草あたり傘を買う 遠藤比呂志 浅草の雷門で写真撮る アロマ 金魚玉浅草のほか母は知らず 本土みよ治 金瓶梅浅草で買ふや祭中 野村喜舟 寒椿持てば浅草オペラ湧く 不死男 鬼灯を買ふ浅草の露もろとも 毛塚…