「古着市」の日記一覧

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お気に入りフリースのコート着続ける  

 牡蠣剥くは身ぐるみ剥ぐに似たりけり  瓜人  耳の木や身ぐるみ脱いで耳のこる  高柳重信  蛇の衣身ぐるみ抜けて放心す  中村苑子  身ぐるみ耕す鼻梁のさ馬を曳き  三橋鷹女  洗ひ髪身ぐるみ匂ふ姉妹  大塚品子  冬麗を賜ふ身ぐるみ影ぐるみ  村越化石  盲われ身ぐるみ黴びる思ひかな  三島牟礼矢  木の葉髪身ぐるみ脱いで心電図  高澤良一 寒暑  筍の身ぐるみ剥ぐに夢中…

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以前オフ会で行った松山の古着市で

時々、蔵から出てくるようで、こんな素敵な着物をゲットしました。肌にまとわりつくような滑らかな記事に、エ霞を細かく織り込んでいます。 なんと五百円でゲット。 別の用途で購入しましたが、着られることがわかり、着ようかなと思ってます。 これにアンティーク帯を合わせてみたら、 素敵でしょう? 着る機会を見つけなければ! 着物は、エ霞の織りに時々漆糸をあしらって訪問着になっているようです。 紋は揚…

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何処までも冬の青空澄み渡り

 はまなすに青天鵞絨の海昏るゝ  内藤吐天  あおぞらに外套つるし古着市  阿波野青畝  あけび蔓引く青天を手繰り寄せ  内藤吐天 鳴海抄  あらしがすつかり青空にしてしまつた  尾崎放哉  コスモスを越えて蟷螂青天ヘ  阿部みどり女  チューリップ青天へ温室の窓ひらく  黒木 野雨  つばめきて青空たかき軒端かな  上村占魚 鮎  どか雪のあとの青空手紙書く  木村敏男  ほつ…