保線夫の昼餉の円座木の実落つ 錯木恭子 木の実落ち石に温みの座りぐせ 加藤はま子 手箱の木の実繋いで首飾り アロマ 木の実落つ猿ゐるかと思ふほど 萩谷幸子 時折に木の実降りくるカフェテラス 神原操 吾子はドングリ拾って瓶に詰め アロマ 眠る児の掌よりこぼれし木の実かな 高橋瑛子 たちまちに木の実時雨を誘ふ風 稲…
人家果て夏草の野の果もなく 谷榮子 夏草に汽罐車の車輪来て止る 山口誓子 甘樫の丘の夏草風騒ぐ 稲岡長 夏草や売地の札のそこここに 家塚洋子 夏草の青さざ波や宮の趾 長谷川翠 保津峡にトロッコ行けば夏草匂う アロマ 夏草や大型店のなぐり込み 長谷川歌子 夏草のはびこる島の滑走路 大室恵美子 夏草の匂ひの電話ボックスヘ 涼野海音 夏草や基地の…
昨日、塗装屋さんが外壁木部塗装の見積もりを持って来ました。その金額を見て私は驚きました。 工事の段取りは、まず足場を組む。それから高圧洗浄で汚れを取り、黴を除去するために薬品で洗浄する。その後、ケレン工事を行う。ケレン工事とは、塗料を塗る前に素地をきれいにする、整えることを言うそうです。 それが済めば、今度は破風と軒天の塗装です。これはセミオペーク塗料を二度塗りします。セミオペーク塗料と…