「砂糖菓子」の日記一覧

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忘れ霜朝の漬物辛し和え

 意に背く風窺へり茗荷竹  保坂加津夫  ねんごろに落葉を除く茗荷竹  阿部ひろし  今が旬酢味噌で食べる茗荷竹 アロマ  庭の隅待つこともなき茗荷竹  阿部ひろし  朝餉には爽やか風味茗荷竹  アロマ  茗荷竹日に日にほどけ庭の隅  島純子  庭畑に走りと見ゆる茗荷竹  君島栄子  時無しの木瓜に紅刷く忘れ霜  岩崎きゑ子  美しき老いとはあるや忘れ霜  能村…

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岩塩を鰹のたたきに懸けて食ぶ

 あぢさゐを映せる銀の砂糖壺  千原 叡子  いきいきと砂糖壺より蟻の艶  岡本まち子  おびき出す砂糖の蟻の黒だかり  杉田久女  カステラの底の砂糖や山眠る  飯島晴子  かまつかの朝角砂糖掌に載する  友岡子郷 遠方  きさらぎや砂糖に残る仏の手  亀世  きゅっと鳴る紅茶の砂糖秋の昼  高澤良一 宿好  クリスマスケーキの薔薇は砂糖です  日野草城  くわりん砂糖漬け…

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ボリジの砂糖菓子

ボリジを砂糖菓子としてもきれいです。 ブルーの星型と砂糖の感じがたまらないです。 

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雪止んで当たり一面夕映えに

 ペリカンの己れつつみて雪降れり  入倉朱王  ほしいまま亡師春雪降らしめき  岸田稚魚 筍流し  ほの赤くけむる雪降り没日刻  宮津昭彦  雪止んで当たり一面夕映えに  アロマ  まつすぐに降る雪はなく積りをり  橋本榮治 麦生  まなこ閉づればとこしへに立つ一本のさあをき竹の内に雪降る  永井陽子  マネキンと帰路をともにす雪降れり  村山故郷  まひる野のいよよ雪降り林檎小屋…