「洋楽自分史」の日記一覧

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洋楽自分史 10. 最終 40代~76歳現在

いよいよこの自分史も今回で最終回になる。病気もあって根気がなくなっており、内容は以前に書いた「洋楽と私」の日記の最後の部分を下敷きにすることでお許しを頂きたい。 自分が中年になると、音楽を聴くのは自宅より車の運転中にCDやテープを聞き流すことが多くなった。更に音源も再生もアナログからデジタルの時代になり、無数の音源から自由に自分の好きな曲を拾って録音できるようになってきた。デジタルオーディ…

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洋楽自分史 9.結婚・子供誕生・洋楽から遠ざかる

1976年に会社派遣のMBA留学先スタンフォード大学で電撃的に出会った日本人女性と帰国後に結婚、78年には長女が誕生し、80年代初頭には3人娘のパパになった。このころに以下のような悲しい出来事(洋楽自分史の日記からの引用)が相次いで起こった。 1970年:ビートルズの解散 1971年:ドアーズのジム・モリソン死亡 1972年:CCR解散 1975年:バッドフィンガーのピート・ハム自殺…

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洋楽自分史 8.大学卒業から就職

大学の専門課程に進んでみたものの、法律にはもともとあまり興味がなく、就職本位の過程選択であったこともあって、勉強にはあまり力が入らなかった。当時の東大の法学部の卒業生の進路は大きく分けて3つあって、弁護士・検事・裁判官を目指す法律家志望のもの、上級公務員試験を受けて日本政府の官僚になろうとするもの、民間に進んでビジネスの世界で勝負しようとするものだった。私は消去法で民間を選んだ。以前から海外志向…

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洋楽自分史 7.大学時代

1965年の4月に一浪で無事東京大学文科一類に合格した。大学に入ったら受験勉強のストレスから解放されて遊びまくってやろう、洋楽も聴きまくってやろうと思っていたのだが、実際は結構忙しくてなかなかそうはならなかった。 当時の大学生がやることと言えば、(というか今の学生も大同小異だと思うが)勉強・バイト・部活・デート・趣味(麻雀など)の5つくらいで、4つ以上こなす学生は稀で大体誰でもこの中から3つ程…

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洋楽自分史 6.大学受験時代

ビートルズが本格的にアメリカや日本に上陸したのは1964年になってからだと思うが、丁度私の大学受験期にモロにかぶっていた。従ってあまりラジオを聴くことを止めたのでビートルズのことはあまり詳しくないことはどこかで書いた。折角のブリティシュインヴェイジョンも大学に入ってから後追いで経験する始末だった。 当時の英国の音楽がアメリカのポップス市場を席捲した様子はウイキから引用してみよう。 …

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洋楽自分史 5. 高校時代(2)

前回に、アメリカの音楽シーンについて私の高校時代前期はビートルズ前夜とも言うべき静かな時期だったと述べた。 実際ビルボードの年間トップ10に入った楽曲を見てみよう。 1961: 一位がTossing & Turning, Bobby, Lewis 二位はカントリーでI Fall to Pieces, Patsy Cline, 三位がフォークで Michael, Highwaymen 四位…

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洋楽自分史 4. 高校時代(1)フォークを中心に

60年代のフォークブームについては既に触れたが、先駆けという意味では50年代に既に兆しがあった。 私の最初に認識したフォークソングと言えば1958年にキングストン・トリオで流行ったTom Dooleyで、これは実在の西部の殺人事件の曲だった。次に来たのが1960 年のブラフォーのGreenfields, Green Leaves of Summer, 1961年のHiwaymen の「漕げよマ…

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洋楽自分史 3.中学生時代続き

前回から中学生時代の自分を取り巻いた音楽シーンを振り返ると、やはり戦後の日本の文化、特に音楽と映画は英米のものに強く影響を受けていたと思う。 若者に人気のあった音楽を見ても、美空ひばりは別として、雪村いずみ、江利チエミ、ナベプロ三人娘(中尾ミエ、園まり、伊東ゆかり)、ザ・ピーナッツ、弘田三枝子、小坂一也、飯田久彦、ミッキーカーチス、山下敬二郎、平尾昌晃、寺本恵一、寺内タケシからグループサウンズ…

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洋楽自分史 2. 小学校高学年~中学時代

前回で小学生時代は終わろうかと思ったが、まだ書き足りないことが沢山あることが判ったので、多少前後するが、お許し頂きたい。 この時期は自分がいろいろな意味で将来大人になるためのインプット蓄積期間であり、この直後が一番急成長を遂げた時期でもあった。 アメリカからの軽音楽の流入の話は書いたが、ひとくくりにポップスという言葉では片付けられないほど、いろいろなものが混じっていて、自分の成長とともに…