「富雄丸山古墳」の日記一覧

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百舌鳥・古市古墳群と土師氏/菅原道真

 富雄丸山古墳の新たな被葬者として、垂仁天皇ゆかりの「三尾君」の始祖(土師臣)を提起している。 意外にも今が盛りの梅花歌にちなむ菅原道真が出てくる下地があった。 以下、その歴史的経緯を大阪府立近つ飛鳥博物館館長/舘野和己(1950年生)氏の記事を引用する。 **百舌鳥・古市古墳群と土師氏 https://www.chugainippoh.co.jp/article/ron-kik…

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謎多き4世紀に光/記紀と空白の5世紀

 古代の地方豪族と奴隷制度を基盤とした古墳時代の4世紀・5世紀は、謎多く空白に対する仮想が湧いてくる。 奈良・富雄丸山古墳の青銅鏡、蛇行剣の最大は、聖徳太子像の長大剣が現実にあったこと。想定以上の埋葬品の技術、新しい粘土槨は畿内・倭王朝の文化として、現代中国の一帯一路構想を過去にてらして、古代シルクロード東端の畿内大古墳遺跡のシンボリック性を、混迷する現代へのヒントとしたい。 **h…

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聖徳太子肖像画の長大剣が現実に!!

過去の1万円札肖像画のもとになっていた聖徳太子肖像画の長大剣が現実にあったことに驚きがある。 4世紀の富雄丸山古墳だというから聖徳太子の祖・推古天皇や蘇我馬子から更に3世紀もさかのぼる。 今回の発掘ニュースは、国内で出土した青銅鏡、蛇行剣の中で最大237Cmで最古としている。  古事記によれば、仲哀天皇が「西に金銀財宝に満ちた国があり、その国を帰順させよう」という神託を受けま…