連載:歴史を活かす力

謎多き4世紀に光/記紀と空白の5世紀

 古代の地方豪族と奴隷制度を基盤とした古墳時代の4世紀・5世紀は、謎多く空白に対する仮想が湧いてくる。

奈良・富雄丸山古墳の青銅鏡、蛇行剣の最大は、聖徳太子像の長大剣が現実にあったこと。想定以上の埋葬品の技術、新しい粘土槨は畿内・倭王朝の文化として、現代中国の一帯一路構想を過去にてらして、古代シルクロード東端の畿内大古墳遺跡のシンボリック性を、混迷する現代へのヒントとしたい。

**https://smcb.jp/diaries/8974341

畿内・倭王朝と天山山脈下のトルファン巨大遺跡群・アスターナ古墓群との関係性を思うところの壁画(