師匠のアドバイスや 宗教に造詣深いお気に入りさんの日記などによって、 たくさんの思い込みやねばならない思考に 支配されていたのだな、 ということに気がついた。 お気に入りさんの紹介にあった 精神科医和田秀樹さんの著作を片端から読んでいる。 (kindle読み放題対象のものなので限定されるのだが) そこには がんじがらめから抜け出すヒントが ちりばめられていた。 悪いと思っていた性格がかえ…
昭和の思い出に投稿する日記を探していたら、 今の自分にとてもタイムリーな日記を発見した。 2年前のものだ。 きのうこのことを書こうと2時間ばかり 四苦八苦していて、 結局うまく書けなくてアップを見送った。 代わりと言っては何なのだが その日記を載せてみようと思う。 ~~~ 「友だちを作らなくちゃならないという 強迫的な思い込み」 子どもの頃から、 友だちをたくさん作りましょう み…
入院中、ずっとあるキリスト教聖職者のエピソードを 味わっていた。 ローマ法王ヨハネ23世の告白なのだが、このような内容。 「夜中に目が覚めて、深刻な問題を考え始めてしまい、 これは教皇にお話しなければと思うことがよくあります。 そのうちすっかり目が覚めて、自分が教皇だったことを 思い出すのです。」 夜中に目が覚めて、深刻な問題を考え始めてしまうことが、 そのような高い地位の聖職者にあっても起…
網膜の病気になったとき ノイローゼになるほど苦しんで以来 老後の不安がメチャクチャ強くなった。 そこから生まれた 「子供に頼らなければならない」 という思い込みにも さんざん苦しめられてきた。 息子がいるのだが、 ほとんど家に寄り付かないので やきもきを通り越して怒りが湧いていた。 忙しいんだから仕方ないという合理化 「どうせ」という嫌味の連発 (ほとんど心の中で呟いている) 一緒に住む…
「病気になったら手厚く看護されなければならない」 という思い込みを持っているので、 自分が病気や体の具合が悪くなった際 手厚くされない状況があると、 それは間違っていると判断したり、 手厚くしてくれない人に対して 恨みを持つようになってしまうのだが、 この思い込みは自分が勝手に作ったものなので 捨てることもできるのだということが 肌で理解できた 私の中にはさまざまな思い込みがあって、 それ…
私の母は病人や体の不自由な人に対して 面倒見がよく思いやりに満ちている。 が反面 その姿勢は私と姉の子育てにおいては 過保護となって現れた。 覚えているエピソードは 子供の頃、私が朝起きてきて 鼻をすすったり、 くしゃみをしただけで 「大丈夫?」「風邪を引いたんじゃないか」 と心配された。 少しの熱でも出ようものなら 何枚にも重ねた布団 水枕にお粥にと至れり尽くせり 完全看護のような状態…
嫉妬や人から嫌な言動をされたときに 沸き起こる不愉快さ そしてそこから発展する怒りに関して。 少しばかりの不愉快さは誰にでもあって、 時間の経過とともに流れ去るもので、 別段問題になることではないのだが、 私のように 執拗な怒りに発展してしまう背景には、 心の奥底に泥流のように留まっている 根深い思いがある。 それは 自分に対する無価値観、 自分には価値がないという思いだ。 森田療法の精…
さきほどのこと 不思議な体験をした。 喘息の持病が悪化して 朝から息苦しかったのだが、 椅子に腰かけてうつらうつらとしながら、 あることを思いついた。 息苦しさをちゃんと味わおうと 自分の中で決心のようなものを抱いたのだ。 不快感や痛みなどが起きると、 いつもなにか取り繕っている自分がいた。 不快な事や痛みが起きると 眉間にシワがよるなど、 苦渋の顔つきになるのが当たり前だが、 そういう…
不快は嫌だ、不快を避けたい というものが自分の中にある。 人間関係や健康に対してそれは顕著だ。 人間関係が生きずらさの原因なので それを解決しようとした半生だったといってもいい。 キリスト教や成功哲学、心理学や心理療法 そして最近では仏教、 先の日記に書いたように死がわかることなど。 すべて人間関係の問題解決のためのものだ。 しかし、 絶望感いっぱいなところに''足''に気がついた。 足…
よく出てくる思いに 友達がいないという悩みがある。 一人減り二人減り そして誰もいなくなった という映画か何かの名句があるが、 自分の回りにも気づいたら誰もいない。 家族がいるのでまだいいのだが。 あれほど人間関係人間関係と いっていたわりに、 その関係を築けるような間柄の人は 誰もいないのだ。 ただ一つ 悲観するほどの事なのか? という問題がある。 以前に師匠から言われたことだ。 一…
お気に入りさんが あるものを数えることについて 日記を書いておられた。 その筆頭に挙げられるのは いのちがあることだと結んでいた。 そうそう 自分はこのことがよくわかっているし ちゃんとできている 救いがわかって いろいろなことに感謝しているぞお くらいに考えていた。 しかし 現実は 家事をやっていて疲れてくると 愚痴や不平不満の嵐 また 夫や娘が仕事でいないときは 誰もいな…