「西村京太郎」の日記一覧

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【読書】西村京太郎「消えたなでしこ」「そして誰もいなくなる」「『ななつ星』極秘作戦」「上野駅13番線ホーム」

  先日久々に「阪急電鉄殺人事件」を読んで懐かしくなり、西村京太郎の未読の作品4冊を読んだので、これらを簡単に紹介しておきます。 (1) 消えたなでしこ(西村京太郎・文春文庫)   女子サッカーのなでしこジャパンがワールドカップで優勝し、次はロンドンオリンピックを目指して頑張っていた頃のお話。新人で富豪の一人娘後藤由紀が誘拐され、身代金2億円を要求されるが、十津川警部と北条早苗刑事は、澤…

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【読書】「阪急電鉄殺人事件」(西村京太郎)、「希望の糸」(東野圭吾)

  今日は最近読んだ本2冊を簡単に紹介します。    (1)阪急電鉄殺人事件(西村京太郎・廣済堂文庫)   写真家の菊池実は、旅行雑誌社からの依頼で阪急梅田駅の写真を撮るため、助手の津村美咲を伴って、京都線、神戸線、宝塚線の三つの本線が同時刻に発車する光景などを撮影していた。その夜は大学時代の旧友木内えりかと久しぶりに会うことになり、西宮北口で待ち合わせる約束になっていた。ところが、え…

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「太陽と砂」に西村京太郎作を」読んで

作家が37歳ころの作品です。 当時の総理府が.21世紀の日本ということで、文学、音楽、論文などの作品を募集したところ、西村氏が応募され一等当選された作品です。 内閣総理大臣賞受賞された作品を読みました。 西村京太郎氏の小説は主に、トラベルミステリーをかなり読んでいました。 しかし、この小説「太陽と砂」は作家の若い感性が迸るようで素晴らしかったです。 内容は、二人の若い友人同士で仲が良い男…