【寒さが増すせいか眠い　　朝ドラが面白くなった 　子供の頃　懐かしのメロディーで笠置シヅ子を見たことがある 　まだモノクロ画面だった】 　風のみの操車場跡冬北斗 石黒興平 　冬北斗古地図にはなき町に住み　 天谷翔子 　冬北斗煌めく星座回り来る　　アロマ 　瞬きのひときは強し冬北斗 　　渡谷和代 　冬北斗リメークされし「赤と黒」 近田登志子 …

　暮早し裸火低きそう菜屋 有賀かをり 　川端に屋台ちらほら暮早し 藤沢秀永 　暮早し軒端に明かり点らせて　　アロマ 　どの坂も下校の子等や暮早し 半田稜 　人疎ら産寧坂の暮早し 森なほ子 　電飾のいよよ華やぎ暮早し　 和田慈子 　新幹線車窓の富士も暮早し 　嶋田一歩 　暮れなずむ紅葉の庭に上がる月　　アロマ 　バスの窓に顔の映りて暮早し …

　玉虫飛ぶ山霧(じり)を透く日の金色に　 磯崎兼久 　山霧のきれ間切れ間をちんぐるま　 山本耀子 　山霧の降りて来さうな夕べかな 　稲畑汀子 　ほととぎす鳴いて山霧うすれけり　 藤田佑美子 　露天湯に浸り山霧にも浸る 　永本純子 　山肌上る霧見て露天湯に　　アロマ 　山霧と川霧の間鹿走る 大串章 　山霧に消えては現るるきすげの黄 　伊藤多恵子　 …

　あきさめのビル街ふかくわがゆける　 藤木清子 　いわし雲ビル屋上の観覧車 　竹澤 聡 　ビルとビルとのすきまから見えて山の青さよ　 種田山頭火 　ビル壊す男ら日の丸弁当なり　 五島高資 　あっという間にビル建ち秋長閑　　アロマ 　ビルは無番地枯るる柳を郵便夫　 皆川盤水 　ビルを出て遅日の街にまぎれ入る　 井本農一 　ビル風に晒されて秋涼しとぞ　　アロマ 　ビルの灯を淡しと…

　白川村夕霧すでに湖底めく 　能村登四郎 　火口湖に梅雨の夕霧渦巻ける　 根岸善雄 　夕霧の仄か苫屋を包みくる　　アロマ 　夕霧にその先見えず摩天楼 　中井登喜子 　夕霧の消し残したり渓の音 　森清信子 　香具山の夕霧ふかし冬至粥 　奥村直女 　夕霧や駅のホームのおわら節　 浅木ノヱ 　追うて来る夕霧ロッジまだ見えず　 河野美奇 　夕霧に紅葉融けゆく小倉山　 岡…

　摩天楼涼風とゆく女かな 　仙田洋子 雲は王冠 　幟揺らいで涼風の形かな　アロマ 　摩周湖に霧と涼風押し寄せて　アロマ 　 日が遠ければ涼風に山揃ふ　 飯田龍太 麓の人 　 木の家や涼風に肩叩く音 　中山純子 沙 羅以後 　初夏の涼風若葉と共に　アロマ 　碧の風に吹かれて涼しかり　アロマ 　 森の抜道いま涼風のためにあり　 村越化石 山國抄 　 極楽や湯屋の窓から涼風が 　高澤…

楽曲公開「摩天楼に抱かれて2018」1695作詞　瑠架さん。MusicTrackにて公開しました。昨夜はバンド練習で夜新宿でしたが駅に着くなり突然の土砂降り。まさかこの時間新宿でと思いつつまたコンビニでビニール傘を買ってしまいました。僕がラスト２。あとの人はどうするんだろう。練習明けにはもう止んでいましたのでいつものゲリラ豪雨なんでしょ。スポットでの天気予報が分かるようになってきましたが、その前…

　入道雲しづかに羽化のはじまれる 　上野さち子 　峰雲にかさなりそだつ峰雲あり 　篠原梵 雨 　 峰雲に招待席のあるごとし 　大木あまり 火球 　うづくまる羅漢の嘆き雲の峰　 廣瀬直人 　むくむくと雲の峯立つ川の道　　アロマ 　ひらひらと海女潜り消ゆ雲の峰　 鈴木真砂女 　峰雲や赤子を立たす膝の上　 山本洋子 　峯雲の伸びざかり水高く撒く 　右城暮石 上下 　朝顔と入道雲と夏の空…

　どの家も新緑に噎せ村しづか　 鷹羽狩行 　まほろばの膽澤新緑水明り　 佐藤鬼房 　わが心わが身新緑の山に入る 　相馬遷子 雪嶺 　人の晩年新緑の地を購ひに　 山口誓子 　内に凝るもの新緑となりて現る　 山口誓子 　北風に新緑の根を幣とせり 　三橋敏雄 　十勝新緑人の息横にながれて 　金子兜太 　句碑に日はいまだからまつ新緑に 　山口青邨 　実験の火は新緑の上に育つ 　古舘曹人 …

10/24日星期五 今日は日曜日の｢世界遺産廬山」観光に備え、この処風邪もあり控えていた青山湖畔散策を再開した。 写真には霞んで上手く撮れないが、対岸の新市街区の摩天楼を遠目にし、綺麗に整備されたこの路を歩くのは本当に爽快！ 座禅を組む人・二胡を弾く人・書道の達人・釣人・太極拳を演ずる人・子供をあやす人・恋人・孤独を愛する人ｅｔｃ様々！ 時には日本人だろう？と話しかけて来る人もいたが、悲し…