「春の宵」の日記一覧

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この季節ゴビ砂漠より黄砂来る

 黄沙降る海渡り来し百済仏   田中清司  ビル高きゆゑ黄沙めく都心かな  稲畑廣太郎  母の言う洗濯物に黄砂降る  アロマ  黄砂降る白根三山塗りこめて 新井英子  黄砂降り飛行機ダイヤ乱れけり  樋野恵美子  冷泉家秘宝や黄砂降りやまず 竹中一花  夜の嵐明けて黄沙の比良隠す 杉本綾  霞でも花粉でもなし黄砂降る 鈴木ヤスエ  この季節…

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中原中也の詩

  「春宵感懐」  雨が、あがって、風が吹く。  雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵(よい)。  なまあったかい、風が吹く。 なんだか、深い、溜息(ためいき)が、  なんだかはるかな、幻想が、 湧(わ)くけど、それは、掴(つか)めない。  誰にも、それは、語れない。 誰にも、それは、語れない  ことだけれども、それこそが、 いのちだろ…

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野底山キャンプ 薪ストーブに唖然とする?!

野底山キャンプ場。私のお気に入りのキャンプ場です。今回ちーちゃん・ジャスミン(ハンドルネームは女性っぽいです)・なりこ・テッシー・山おやじの5人で楽しんできました。 天気は土曜日はOK。日曜日は早めに崩れるかな? 私とテッシーさんは、二人で勝川を出発。他の三名は現地で合流という感じです。 出発して恵那山トンネル出口まであと500メートルくらいで大渋滞。「こりゃ絶対遅れるなあ・・・」何とか早…

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『日々の俳句』春宵(しゅんしょう)

✦ 足湯して春宵一刻過ぎゆけり    闌音 ✧季語の「春宵」は宋の詩人《蘇軾(そしょく)の「春夜」から》 春宵一刻値千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)とは 花は香り、月はおぼろな春の夜の一時は、まことに趣が深く、千金にも換えがたい。との趣意。

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『 玄牝の門が目の前春の宵 』遊行俳句で交心zpx1301

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 遊行俳句で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★ ★ 遊行俳句で交心zpx1301 ――♪♪♪―――――――――――――♪♪♪――       玄牝の門が目の前春の宵 ――♪♪♪―――――――――――――♪♪♪――  游呼さん、いつも訪問ありがとうございます。  えええっっっ、色にやられてくれましたか。  紫の妙味のようなものがあればHap…

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例年になく早く咲いた桜

 春の宵  やや冷え込んで  ドビッシーの「月の光」が流れる  演奏はデビット・ギャレット  桜もそろそろ散り始める  乱高下する気温に  例年になく早く咲いた桜  あわただしく咲いた花は  どこか落ち着きなく  花の風情がイマイチだ  三月も今日で終わり     David Garrett - Carmen Fantaisie Op 25

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春宵一刻値千金と朧月夜

 昨日は2月9日に播種した葉大根と小松菜の初収穫をした(1)。  夕方にはクレソンの摘み取りに、菜の花の咲く畑の脇の井戸水の流れる小川に出かけた。やがて、先日のフォトと同じように夕日が沈み、墨絵のような富士山が出てきた(2)。  東の空には月が少し欠けて輝いていた(3)。 こんな夕暮れの田舎の雰囲気が好きだ、人工の光のない世界も子供のころから慣れ親しんでいるので心が落ち着く。  こんな時は母の生…

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「春宵感懐」 中原中也の詩

  春宵感懐           中原中也 詩   雨が、あがって、風が吹く。  雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵(よい)。  なまあったかい、風が吹く。 なんだか、深い、溜息(ためいき)が、  なんだかはるかな、幻想が、 湧(わ)くけど、それは、掴(つか)めない。  誰にも、それは、語れない。 誰にも、それは、語れない  ことだけれども、それこそが、 いのちだ…