大相撲観戦歴の極めて長いwakohですが、土俵廻りの溜席で観戦したことは、実は本場所ではありませんでした。 ところが、ある方が、ご招待下さったのです。楽しみです。しかし、それは東の一列目のようですので、テレビには殆ど写らないかとは思います。ただし、東方力士の花道のすぐそばの席らしいです。 一言のみですが、念のためご報知させていただきます。
もう2日経ってしまった。一昨5月8日、wakohは家内と共にサントリーホールまで出かけた。 東京フィルハーモニー交響楽団の第907回サントリー定期シリーズだったからだ。 曲目はーーー ・ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』(演奏会形式:全2幕・ドイツ語上演・字幕付)だった。 指揮はチョン・ミョンフン ベートーヴェンは不滅の大楽聖だが、歌劇となるとこの『フィデリオ』だけではないか。 その…
大相撲年6場所のうちでも、5月13日初日の夏場所(5月場所)は、最も典型的な場所かも知れない。風薫る好季節に、大相撲を観戦するのは、かつてのwakohはたまらないほどだった。 あの九州場所の前の鳥取巡業中に、日馬富士による貴ノ岩への暴行・傷害事件が起こったのに直接的には端を発し、貴ノ岩の師匠貴乃花親方が鳥取県警に被害届を出し、それを契機に陸続としていろいろなことが相次いだのは、大相撲に関心のあ…
大相撲春場所(大阪場所)は、3月25日に千秋楽を迎えた。だが、wakohはまるで何も書かぬままだった。 そうこうする内、28日には、はや夏場所の番付編成会議も行われた。相撲協会の新役員人事も決まった。 そこで、遅まきながら、wakohなりの春場所総評などを少しでもしておこうか。 優勝は一人横綱の鶴竜だった。14日目に4回目の優勝を決め、千秋楽には高安に屈したけれど、13勝2敗で、横綱の面目…
相撲協会のごたごたも形の上では、一段落したかのようでもあった。相撲協会の理事選のことなど、長く論評されもし、その結果は多くの予測記事や、そのことに関わるテレビ番組などの判断とはかなり異なる結果だった。 貴乃花親方は理事を解任されたのみならず、2階級格下げの処置を受けた中での、理事選出馬だった。自らの1票の他、わずか1票、合わせて2票のみという惨敗だった。 wakohは大相撲には長年ずっと強い…
早くも2月に入った。如月だ。歳を追って、年月の過ぎ去るのが速まっていくかのような感がある。殆ど何もせぬうちに正月は過ぎ去ってしまった。 一体何をしたかをちょっと顧みた。この半月あまり、風邪に悩まされ続けてきた。風邪がこんなに長引いたことなど、未だかつてほとんどなかったような気がする。それだけ、体力も気力を落ちてきているのかもしれない。 風邪には特効薬もないのだとか。家庭医の許で出してもらった…
大相撲初場所千秋楽は無事に済んだ。その日、孫娘の結婚式・結婚披露宴だった。長引いた風邪を少しでもよくしようと、気持ちだけは整えておいた。自分の感慨を込めて、そういう2つの千秋楽を迎え、また終えられたことは既に日記に記したとおりだ。 その翌1月29日には、1時間以上かけて、赤坂のあるクリニックにまで行き、受診した。風邪とは別の件で。風邪の直前に受けていたある血液検査の結果は概して良好だった。それ…
wakohは今日初場所11日目の国技館での観戦を楽しみにしていた。 初めて旧両国国技館で、父に連れられて観戦したのが、昭和13年(1938年夏場所)、玉錦・武蔵山・男女川・双葉山の4横綱時代の最後だった。その時初めて、大鉄傘下での歓声に酔い痴れたのが、始まりだった。 昭和14年夏場所の観戦記は今でもなお「綴り方」に部分的に残されているほどだ。 昭和16年夏場所、初日を明日に控え、父の同郷十…
もう何年か前のことだろうか、wakohは自らの書いている日記の中で、風邪だったか、少し体調を崩したことを記したことがある。すると、それは「鬼の霍乱」でしょう、少しゆっくりお休みくださいと言った趣旨のコメントを下さったことがある。その時は、そのお言葉を有り難く頂戴した。普段は元気なつもりでいたからだった。 因みに、「鬼の霍乱」とは、『広辞苑』によれば、「いつもは極めて壮健な人が病気になることのた…
あの九州場所前の鳥取巡業中に起こった日馬富士による貴ノ岩への暴・傷害事件に端を発した大相撲の不祥事の数々は、未だ幕引きとはならぬうちに、今日初場所初日を迎えることになってしまった。猛烈な批判に晒されていると思いきや、満員御礼どころか、満員札止めになっているのだとか。 とんでもない不祥事があっても、国技館に入れる観客数はせいぜい1万余り。だから、大相撲を観たいファンの人数からすれば、満員は当然な…
大相撲九州場所の前、鳥取巡業中に起こった日馬富士による貴ノ岩への暴行・傷害事件は早くも2ヶ月を超えた。2017年10月25日から26日にかけてのことだった。 それが発覚したのは、2017年11月14日、大相撲九州場所3日目だった。あるスポーツ紙のスクープによるものだった。事件発生から、何と3週間近く経ってからだった。 それ以前に、貴乃花親方は、愛弟子貴ノ岩の頭部裂傷をはじめとする大怪我に、事…
この事件が一気に明るみに出たのは、九州場所3日目の11月14日のことだった。事件が起こったのは、大相撲の鳥取巡業中の10月25日から26日にかけてというのだから、ほぼ3週間も経ってからのことだった。 初日になって、突如貴ノ岩の休場が発表された時には、一般には未だ何の事やら判らずだった。そんなひどい暴行を受け、傷害まで負っていたなどとは知られてはいなかった。事件の加害者横綱日馬富士は出場していた…