さんが書いた連載大相撲の日記一覧

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13日目は、本場所としては初めて溜席で観戦 (1015)

何時も、長ったらしい日記をつい書いてしまい、嫌われているwakohだが、昨晩思いっきり短い、予告編をアップしてしまった。数え年88歳と言う老爺のすることではないと、我ながら稚気さ加減に可笑しくなるほどだ。  そして、13日目は実際に溜席で観戦することが出来た。溜席は土俵の周り、5列目までのようだ。どうしてそんな席で観戦できたのか。  席では、飲食しないことなど、9項目ほど「マナーの遵守」が謳わ…

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明13日目は溜席で観戦予定(1014)

大相撲観戦歴の極めて長いwakohですが、土俵廻りの溜席で観戦したことは、実は本場所ではありませんでした。 ところが、ある方が、ご招待下さったのです。楽しみです。しかし、それは東の一列目のようですので、テレビには殆ど写らないかとは思います。ただし、東方力士の花道のすぐそばの席らしいです。 一言のみですが、念のためご報知させていただきます。

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大相撲夏場所10日目の観戦―「趣味人倶楽部」での交流の一つの具体例(1013)

昨5月22日は、大相撲夏場所は10日目だった。  wakohはすでに何度も述べてきているように、大相撲に関心を持ち出してからは、既に80年を越える。  たまたま小学校1年生の時には、昭和14年(1939年)春場所(1月が春場所で、35月が夏場所の年2回興行の頃)双葉山が安芸ノ海に破れて70連勝ならずの時のことさえ、よく覚えている。その69連勝の記録は、それから約80年間、未だに破られることはない…

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大相撲夏場所初日は「母の日」(1010)

5月13日(日)は、教会では、「復活節第7主日礼拝」の時だ。来週の日曜日は「聖霊降臨日」(ペンテコステ)だ。 聖書は、マルコによる福音書7:24-30 それに基づく主任牧師古屋治雄先生の説教は   「世界の民を救ってくださる主イエス」と題するもの  wakohも家内も心して聴く。今はここにはそれだけに留める。  礼拝後には、年に一度の「定期教会総会」  A4版72ページに纏められた資料に基づ…

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「レオノーレ」から「フィデリオ」へ―歌劇『フィデリオ』(演奏会形式)を聴く(1007)

もう2日経ってしまった。一昨5月8日、wakohは家内と共にサントリーホールまで出かけた。  東京フィルハーモニー交響楽団の第907回サントリー定期シリーズだったからだ。  曲目はーーー ・ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』(演奏会形式:全2幕・ドイツ語上演・字幕付)だった。  指揮はチョン・ミョンフン  ベートーヴェンは不滅の大楽聖だが、歌劇となるとこの『フィデリオ』だけではないか。  その…

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大相撲夏場所新番付―予想番付との対比で (1005)

大相撲年6場所のうちでも、5月13日初日の夏場所(5月場所)は、最も典型的な場所かも知れない。風薫る好季節に、大相撲を観戦するのは、かつてのwakohはたまらないほどだった。  あの九州場所の前の鳥取巡業中に、日馬富士による貴ノ岩への暴行・傷害事件が起こったのに直接的には端を発し、貴ノ岩の師匠貴乃花親方が鳥取県警に被害届を出し、それを契機に陸続としていろいろなことが相次いだのは、大相撲に関心のあ…

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これでいいのか貴乃花親方

直接的には、昨年秋、九州場所の前、鳥取巡業中に、貴乃花親方の愛弟子貴ノ岩が、日馬富士から猛烈な暴行・傷害を受けてた事件が発端となり、貴乃花親方が鳥取県警に被害届を提出した。他方、協会にはその報告をしなかったという廉で、またそれに関連した幾多の事案が重なって、貴乃花親方と相撲協会との間には険悪な関係が生じていたことを知らない人はいないだろう。  念のため、少しその後の経緯などもみておこう。相撲協会…

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大相撲-春場所千秋楽・夏場所予想番付・貴乃花親方など

大相撲春場所(大阪場所)は、3月25日に千秋楽を迎えた。だが、wakohはまるで何も書かぬままだった。 そうこうする内、28日には、はや夏場所の番付編成会議も行われた。相撲協会の新役員人事も決まった。  そこで、遅まきながら、wakohなりの春場所総評などを少しでもしておこうか。  優勝は一人横綱の鶴竜だった。14日目に4回目の優勝を決め、千秋楽には高安に屈したけれど、13勝2敗で、横綱の面目…

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永谷「大相撲展」の鑑賞―ついでに上野公園の桜も鑑賞

今まさに大相撲大阪場所は開催中だ。今日3月22日は、その12日目だ。  今までのwakohなら、もう何度もその日記を書いていたはずだ。ところが、今回は殆ど書いていない。どうしてか。80年間にわたった大相撲ファンのwakohも、このところ相次ぐ相撲協会や相撲部屋の数かずの問題、あるいは大相撲開催中の支度部屋で起こったという暴力沙汰などを耳にするに及び、些か見る気も失せかけているからでもある。それに…

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「結びより十両みたい大相撲」(朝日川柳3.14より)

wakohは俳句も和歌も、あるいは連句も一向に嗜まないけれども、それも読むのは好きである。見るのはと言った方がいいかも知れない程度だが。  それと共に、西木空人選の「朝日川柳」を愛好している。5・7・5のたった17文字で、世相を風刺ししたり、政治・経済の大問題でズバリと寸鉄人を刺すものも多い。  現在は、連日新聞と言い、テレビと言い、インターネットと言い、賑わさないわけにはいかない、「森友問題…

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貴乃花親方の独占激白を聴く

相撲協会のごたごたも形の上では、一段落したかのようでもあった。相撲協会の理事選のことなど、長く論評されもし、その結果は多くの予測記事や、そのことに関わるテレビ番組などの判断とはかなり異なる結果だった。  貴乃花親方は理事を解任されたのみならず、2階級格下げの処置を受けた中での、理事選出馬だった。自らの1票の他、わずか1票、合わせて2票のみという惨敗だった。  wakohは大相撲には長年ずっと強い…

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如月の変―相撲協会理事選のことなど

早くも2月に入った。如月だ。歳を追って、年月の過ぎ去るのが速まっていくかのような感がある。殆ど何もせぬうちに正月は過ぎ去ってしまった。  一体何をしたかをちょっと顧みた。この半月あまり、風邪に悩まされ続けてきた。風邪がこんなに長引いたことなど、未だかつてほとんどなかったような気がする。それだけ、体力も気力を落ちてきているのかもしれない。  風邪には特効薬もないのだとか。家庭医の許で出してもらった…

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大相撲大阪場所予想番付

大相撲初場所千秋楽は無事に済んだ。その日、孫娘の結婚式・結婚披露宴だった。長引いた風邪を少しでもよくしようと、気持ちだけは整えておいた。自分の感慨を込めて、そういう2つの千秋楽を迎え、また終えられたことは既に日記に記したとおりだ。  その翌1月29日には、1時間以上かけて、赤坂のあるクリニックにまで行き、受診した。風邪とは別の件で。風邪の直前に受けていたある血液検査の結果は概して良好だった。それ…

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11日目観戦断念のメリット・デメリット

wakohは今日初場所11日目の国技館での観戦を楽しみにしていた。  初めて旧両国国技館で、父に連れられて観戦したのが、昭和13年(1938年夏場所)、玉錦・武蔵山・男女川・双葉山の4横綱時代の最後だった。その時初めて、大鉄傘下での歓声に酔い痴れたのが、始まりだった。  昭和14年夏場所の観戦記は今でもなお「綴り方」に部分的に残されているほどだ。  昭和16年夏場所、初日を明日に控え、父の同郷十…

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「鬼の霍乱」ではないけれど

もう何年か前のことだろうか、wakohは自らの書いている日記の中で、風邪だったか、少し体調を崩したことを記したことがある。すると、それは「鬼の霍乱」でしょう、少しゆっくりお休みくださいと言った趣旨のコメントを下さったことがある。その時は、そのお言葉を有り難く頂戴した。普段は元気なつもりでいたからだった。  因みに、「鬼の霍乱」とは、『広辞苑』によれば、「いつもは極めて壮健な人が病気になることのた…

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大相撲初場所開幕―初日の土俵から

あの九州場所前の鳥取巡業中に起こった日馬富士による貴ノ岩への暴・傷害事件に端を発した大相撲の不祥事の数々は、未だ幕引きとはならぬうちに、今日初場所初日を迎えることになってしまった。猛烈な批判に晒されていると思いきや、満員御礼どころか、満員札止めになっているのだとか。  とんでもない不祥事があっても、国技館に入れる観客数はせいぜい1万余り。だから、大相撲を観たいファンの人数からすれば、満員は当然な…

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貴乃花理事を解任の報を聴いて

正月三箇日はまずは穏やかだった。今日4日は、多くの人たちにとっては、仕事始めの日でもある。  リタイヤしているwakohにとっては、それすらないのだが。  昨年10月末以来、ずっと連日のように報道され続けてきた日馬富士による暴行・傷害事件関連では、肝心のその問題よりも、一方的被害者貴ノ岩の師匠貴乃花親方のその後の対応・言動に、むしろ非難が寄せられ、それが強まっていっていた。  昨年12月28日…

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貴乃花親方への処分

大相撲九州場所の前、鳥取巡業中に起こった日馬富士による貴ノ岩への暴行・傷害事件は早くも2ヶ月を超えた。2017年10月25日から26日にかけてのことだった。  それが発覚したのは、2017年11月14日、大相撲九州場所3日目だった。あるスポーツ紙のスクープによるものだった。事件発生から、何と3週間近く経ってからだった。  それ以前に、貴乃花親方は、愛弟子貴ノ岩の頭部裂傷をはじめとする大怪我に、事…

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大相撲初場所新番付発表

 1938年(昭和13年)夏場所以来の大相撲ファンだったwakohは小学校4年生の頃から、場所後には次の場所の予想番付を作成するようになっていった。何時しか、それは沙汰止みとなってしまった。だが、それは1989年(昭和54年)秋場所蔵前国技館での最後の場所後に入会した「相撲友の会」で、その会の行事の一環として「番付予想」と「勝負予想」のコンクールが行われていることを知って、それに参加するようにな…

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角界を揺るがす暴行・傷害事件の調査報告などを聴いて

この事件が一気に明るみに出たのは、九州場所3日目の11月14日のことだった。事件が起こったのは、大相撲の鳥取巡業中の10月25日から26日にかけてというのだから、ほぼ3週間も経ってからのことだった。  初日になって、突如貴ノ岩の休場が発表された時には、一般には未だ何の事やら判らずだった。そんなひどい暴行を受け、傷害まで負っていたなどとは知られてはいなかった。事件の加害者横綱日馬富士は出場していた…