江戸川乱歩と父―その1・父の生い立ちの中から(1217)
比較的最近、wakohは「3代に亘る交流:佐藤春夫と父・他」(1204)というタイトルの日記を記した。その発端となったのは、かつての目白・下落合の我が家がアダチ版画研究所となり、北斎などの版画の修復・複製に関わる番組が放映され、それを契機に、1937年我が家の新築の頃の家族写真を探し出して掲載したことにある。そこには、それまで一度として日記に登場したことはなかった祖父の姿もあった。祖父は明治初期…
比較的最近、wakohは「3代に亘る交流:佐藤春夫と父・他」(1204)というタイトルの日記を記した。その発端となったのは、かつての目白・下落合の我が家がアダチ版画研究所となり、北斎などの版画の修復・複製に関わる番組が放映され、それを契機に、1937年我が家の新築の頃の家族写真を探し出して掲載したことにある。そこには、それまで一度として日記に登場したことはなかった祖父の姿もあった。祖父は明治初期…
こんなタイトルをご覧になっても、一体何の事かと訝しく思われたり、ないしはスルーされることであろう。 だが、前の前の日記1202では、「一枚の家族写真から」という題で、wakohの祖父母や大叔父夫妻を含む家族写真を掲載した。1938年(昭和13年)正月であった。 それまで、ここでの日記1200篇の中で祖父の写真を掲載したことは一度もなかったはずである。 だが、wakohにとっては、祖父はやは…
奇妙なタイトルを掲げた。 実は、もう日が変わるところだが、9月1日晩の8時から、NHK Eテレで、日曜美術館(再)謎の絵師・写楽談議!という番組があった。wakohはその番組を別に観ようとしていたわけではなかった。写楽に特に惹かれていたわけでもなければ、版画に熱を入れているわけでもなかった。 それどころか、家内が倒れてからは、それまで家事など何一つとして手伝ったことすらなかったwakohが必…
恐らく訳のわからないタイトルだろう。突然そんなタイトルが思い浮かんだ。 wakohには3人の子どもがいることを、どこかで書いたことはあるかもしれない。大抵の方にとってはそんなことはどうでもよいことだろう。またプライバシーに関わることかもしれない。 娘が一番上だ。一姫二太郎だ。年老いた両親を慮っていてくれるのは、痛いほど分かる。 だから時々、手伝いに来てくれたりもする。万事スローモーション…
タイトルだけをご覧になったら、大抵の方は訝しく思われるであろう。 だが、wakohにとっては、そのタイトルには、wakohの思いが凝縮されているのである。 どうしてか、一方の、栃ノ心の初優勝は、大相撲に関心のある方なら、ごく自然に思われるであろう。 だが、もう一方の孫娘の結婚式がどうして千秋楽と繋がるのかについては、お判りになられないであろう。 そこで、敢えて、そちらの方から話すことをお…
wakohは疲れやすくなった、寝てばかりいるなどと自分では言いながらも、それなりにまだ元気(なつもり)でいる。 ふと現在の自分の生活の模様を顧みてみた。ごく大雑把に、これまでの生活を振り返ってみた。 1991年還暦を迎えた。1992年3月で、東大を定年退官した。それと共に、1992年4月からは帝京大学に勤めることとなった。はじめは満70歳定年の筈だったが、結局は諸般の事情で、それから1年ご…