さんが書いた連載道楽者の居場所の日記一覧

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まさかの雪国に来てしまったようです《酔狂ものの居場所》

今の天気予報の確率の確かさに敬服します。 幾つも気象衛星が5分おきに上空からの情報を送ってもくるのですから当然ですが、切ない予報は信じたく無いのも本心です。 西に来る時に、冬は出会うことの多い関ヶ原の天候悪化は、雲がたれ込み、やがて地上と繋がるようなイメージの中に吸い込まれる様は、やはり各駅の速度が旅情をそそります。 雪など一度か二度有れば十分の都内では、これこそ異次元体験です。 この…

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都心の微かな秋の臭いと色合い《道楽者の居場所》

まだまだ涼しいとは言えない10月の秋本番ですが、耳を澄ませば秋の足音も聴こえるようです。 そして、風に運ばれて来る金木犀は、やはり秋の囁き・・・ イチョウの木の下は、ちょっと危ないですが。 ヒートアイランドの都内は、まだ外に西洋アサガオやハイビスカスの花が一年中と言える程に温暖化も進行です。 秋の風を受けるすすきでさえ、大きな西洋ススキのパンパスグラスが、ビルの回廊のベンチ近くに影を落…

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出来るなら吟遊詩人のように・・・《道楽者の居場所》

若き日に出逢ったレコード店でのジャケット買いがご縁で、ライブ録音の現場にまで行く用になったのも、もう40年も昔のことでしょうか。 “銀の魚”のジャケットは、なぜか心惹き付けましたから。 録音会場は箱根のホテルで、ディナーショーの形式の中だったような。 殆どが女性ばかりのファンの中で、男の数もまばらですが、ペアで来ているのは我らだけだった記憶です。 それほどマイナー? だったような。 ま…

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運河の上でも呑める横浜の素敵を発見!!《道楽者の居場所》

横浜には、クルージングでランチやディナーが出来る船が沢山あります。 クルージングバーまで存在します。 そして先日は、運河に浮かぶ台船の上のカフェバー迄見つけてしまいました。 今は繋がれの身の上の、帆船日本丸の直ぐ傍です。 ベースが台船なのも、横浜らしい!! 都内にも豊洲運河にカフェレストランが在ったはずです、これからのシーズンは夕涼みがてらの野外で楽しむには最高でしょう。 ここは、大…

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もう欲しいものが無い!? 何処に行ったら良いやら?《道楽者の居場所》

老いとは、こんなものなのかと思う昨今ですが、 欲しいもの、 食べたいもの、 行きたい場所が・・・無い!! どうもこんな傾向が濃厚ですが、その割りにはこの暑いのに動き廻っています。 当然の無理矢理です!! 真実は切実で、自ら追いつめるマゾヒストでしょうか。 有り余るお金が有ればアレモコレモの気持ちも湧くでしょうが、分相応ともなれば、今や思い浮かぶものも無いものです。 モノを増やせば、今有…

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人生の唄は、やはりシャンソン!!《道楽者の居場所》

シャンソンは、きっと日本では聴かれることも少なく、希有なカテゴリーの唄でしょうか。 曲調でしょう。 歌謡曲ともニュアンスが違うようですし、ポルトガルのファドとも微妙です。 若さ、美形もまったく意味を無くし、深い人生の叫びにも似ているようです。 吟遊詩人的なこころを揺らす魅力は、やはり唄い手の理解度と表現力の魅力に頼るしかないでしょう。 多くの歌手に唄われたこの曲も、アズナブールの魅…