さんが書いた連載山野草2021年の日記一覧

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ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)

今年最後の日記になります。今年は気持ち良く飲んでヒヨドリジョウゴのように、顔を赤く染めて除夜の鐘を聞いて新年を迎えたいのですが残念ながら、コロナは終息しそうもありません。

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イナモリソウ(稲森草)

マイフィールドでイナモリソウが自生しているのは、たぶんここだけ一か所です。花期を掴むのが非常に難しい花です。1週間前は固い蕾でしたが昨日は、もう傷んでいました。 大阪南部の山の花はピンクですが、ここでは白っぽい花です。それと他の山ではメシベの長い長花柱花と短花柱花の二種類が咲きますが、マイフィールドでは短花柱花しか見つけられませんでした。全部で16輪ほどしか咲いてないのでそんなものかと思っていま…

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キヨスミウツボ (清澄靫)

腐生植物(菌従属栄養植物)のキヨスミウツボがちょうど出たばかりでまだ完全に開花していません。3~4日後にもう一度観察に行きます。 名前の由来を調べました。 【和名の由来】 千葉県の清澄山で発見され、花の形を矢を入れる「うつぼ」に見立てた。

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オオカモメヅル( 大鷗蔓)

花の大きさに比べると葉が大きく、対生する様子が飛ぶカモメの姿に似ているというのが 名前の由来だそうです。 カモメヅルも数種類あります。花はオオカモメヅルが一番小さいかな~でも葉っぱは一番大きい。

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山野草開花情報

今日は山野草の開花を見て回りました。 カキラン ヌマトラノオ オカトラノオ コバノトンボソウ ツチアケビ等が咲き始めていました。

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ギンリョウソウ(銀竜草)

ギンリョウソウを何度も見ている人でも、こんな姿は見ているかな~ オシベがこんなだったとは知りませんでした。驚きです。 今までも何度も山歩きしていますが、ギンリョウソウの花穀は見た記憶がなく、アルバムで調べたら写真が1枚出てきました。 ③は2006年撮影分で完全な花穀になっています。

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ウメガサソウ( 梅笠草)

今年は雨の日が多いからか、ウメガサソウの花が綺麗に咲いてくれませんでした。 ①は1週間ほど前の花 ②は昨日の花 ③も昨日の花

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ジガバチソウ(似我蜂草)

神戸市絶滅危惧種Cランクに指定されている貴重種です。 名前の由来がジガバチ(似我蜂)に似ている所から命名されたのですが、まったく似ていないもです。

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カキノハグサ (柿の葉草)

毎年、この季節になると何時見に行こうかと気になる花です。レモンイエローも良いし、熟れた柿の実の色柿色の捨てがたい。この日が両方とも見られました。

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スズサイコ(鈴柴胡)

この花は夕方、陽が沈みかけた頃咲き始め、早朝朝日が昇る頃、閉じ始める変わった性質を持っています。撮影者には厄介な花です。この日、4時半頃起き簡単に朝食を済ませ車で現地到着6時、陽は既に登っていましたが、花はまだ咲いていてセーフでした。

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ヒツジグサ(未草)

山中の日当たりの良い野池でヒツジグサが咲き始めました。 まだ小さいですが、小さいのでよけい可愛い。

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トウカイコモウセンゴケ(東海小毛氈苔 )

食虫植物です。 長い間、コモウセンゴケと思っていました。 専門家の間で議論され今ではトウカイコモウセンゴケと別種で呼ばれるようになっています。 コモウセンゴケによく似た植物であり、従来は混同されてきた。形態的な差はわずかで、判別は難しい。これがモウセンゴケとの交雑を起源に持つものであり、しかし単なる雑種でないことが核型やDNAの分析で明らかとなっている。その分布域は東海地方から一部近畿地方にま…

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イシモチソウ(石持草)

イシモチソウの群落は初めての出会いです。 今夜シイノトモシビタケの撮影に出掛けます。誰も来ていないと嬉しいのですが。

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ササユリ(笹百合)

待ちに待ってやっと咲いてくれました。10日ほど前から3日に一度観察に来ていました。蕾がふくらみ始めてから待ち遠しい日々でした。

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ツクシイバラ(筑紫茨)

九州を意味するつくし(筑紫)とイバラを合わせた名前で、南九州独特の野イバラの意味です。2004年熊本県レッドデータブックに絶滅危惧種Ⅱ類として登録されています。現在自生している場所は少なく、熊本県球磨郡錦町で、群生したツクシイバラを見ることができるそうです。 (バラ苗の通販の篠宮バラ園) 自生地熊本県では絶滅危惧種Ⅱ類に指定されていますが、マイフィールドでは数か所で野生化しています。