2022年06月03日(金)09:23 会員以外にも公開 イルボン (青春の一頁)忘れ物があった 若き日に冬山を学ばしてくれた八ヶ岳 20代の冬に 何回 合宿をしただろうか? 足しげく通った 所属山岳会で後輩の世話役だったころ 後輩達の技術向上と志気を高める事に全力を費やした 冬山入門に最適な八ヶ岳は冬期登攀のトレーニングの場だったのだが 自分は後輩達のリードで精一杯で不完全燃焼が続いた 男子会員は 横岳西壁大同心正面壁を攀じること 女子会員は 横岳西壁小同心クラックを攀じるこ…
2022年05月31日(火)11:42 会員以外にも公開 イルボン 入笠山を アベックで歩キング 20220530 いつも 独りよがりな歩キングばかりで 山の神の 機嫌を損なわぬように ゴンドラ利用で 楽名山を ふたりで歩キングしました 天気も上々な予報を信じて 信州のとば口にある JRすずらんの里駅から バスと富士見パノラマスキー場のゴンドラにて1800mの山上駅へ労せずに到着 入笠山はすずらんの群生地で昔から知られたハイキングのメッカ 若き頃は 見向きもしなかったが 老いて始めて気づきました…
2022年05月27日(金)08:53 会員以外にも公開 イルボン 14年前に残雪を求めて 飯豊連峰を歩キング 日本一の豪雪地帯で知られる飯豊連峰には日本三大雪渓と優劣つけがたい雪渓がある 交通の便も悪く訪れる登山者も少ない梅花皮沢・石転び沢雪渓で静かな登山を楽しむ その年は残雪が多く温身平から2,5Km地点のおいしい水と呼ばれる 梅花皮沢(カイラギ沢)が大きく左に曲がる地点より沢を埋め尽くす雪渓上を歩けた 雪渓上を歩けた事は夏道よりかなりの時間短縮になります 鳥海山登山翌日の5月31日は雨天 …
2022年05月16日(月)09:54 会員以外にも公開 イルボン 17年前の日記より 日光・女峰山 志津林道車両進入最終地点→馬立→唐沢小屋→女峰山頂→帝釈山→富士見峠→馬立→志津林道出発地点 若い頃に一度も山頂に立つことの無かった日光の山を歩きました 雲竜渓谷や湯元スキー場へは何回も訪れたのに頂を目指したのは今回が初めてとは失敬いたしました 栃木県の象徴 男体山の裏というか表というか? 翼を広げたように聳える表日光連山の盟主です 100名山にも選ばれないのが不思議なくらい 素晴ら…
2022年05月10日(火)20:31 会員以外にも公開 イルボン 15年前のGW雪山歩キング 四阿山 2007年5月4日(金) 同伴者なし(マイカー利用日帰り) 四阿山(2354m) 群馬・長野県 上信国境の菅平高原と嬬恋高原を分かつ四阿山(あずまやさん)への残雪一人旅 紀州鉄道グループが開発したリゾート施設にある関東最長のゴンドラ(パルキャビン)を利用しての 欲張りな登山と温泉を楽しむ 何故かGWなのに日帰り旅とは もったいないですね! 植生・展望に優れ さすが上信国境をニ分する日本…
2022年05月05日(木)22:29 会員以外にも公開 イルボン 残雪を求めて八海山 20220505 今年は残雪量が多いとのこと こりゃグッドだ!と ばかりGWの好天を見越して 古希祝いに重荷に喘ぎつつ越後三山の一座 八海山を登ってきました 何故! 八海山か?って そりゃアクセスが良くて避難小屋利用のルンペン生活する為です 今年のGWの当初の予定は 北アの焼岳へ大先輩と行く予定でしたが流れてしまい 雪山大好き爺様の腹の虫が収まらず ほにゃ! 一人で行くか! ってことに 4時30分に家を…
2022年05月02日(月)16:11 会員以外にも公開 イルボン GW雪山登山の準備 GWに雪山へ行こうと大先輩から誘われたが 言出しぺから体調がイマイチだと連絡を受ける 無理しないで今回はパスしましょうよと言う事に相成りました しかし その気にさせられた たわしは腹の虫が収まらず 単独でも行く気満々 そんな訳で 一人分の生活用品の買い出しを済ませました 小食生活に特化した昨今は 一昔前とは違う 無駄な物も省けて最小限の軽量化が可能になった 基本は一日一食 夕食のみ …
2022年04月11日(月)07:55 会員以外にも公開 イルボン 春の昇仙峡を周遊 歩キング ‘22春のJR青春18きっぷが最終日を迎えるので無駄にすまいと活用しました 当初は松本近くの山形村へ信州そばを食しに行こうかとも考えていたのですが あまりの滞在時間の少なさに 乗り鉄でもあるまいし 時間の浪費はよそうと 日帰り圏内の歩キングと相成りました 山梨県県庁所在地 甲府駅に降りたち 駅前の変貌にビックリャ仰天 若き日に南アルプス登山で夜間に降り立った当時は南口をでると 目の前に…
2022年04月07日(木)07:51 会員以外にも公開 イルボン 北関東 足利の両崖山を歩キング 2022/04/06 JR青春18きっぷも期限が残り僅かとなり無駄にせぬ為に日帰りで出かけました 昨年2月 足利市山林火災で大騒動になったニュースは記憶に新しい 出火元は両崖山頂付近にある休憩舎であったようです そんな大騒動の状況確認も兼ねて 両崖山~天狗山を歩キングすることにしました 東京を初電で出発し青春18きっぷ各駅停車の旅をスタート JRを宇都宮線→両毛線を乗り継いで足利駅へ7時45分に着く 途中…
2022年03月29日(火)08:38 会員以外にも公開 イルボン 北志賀で雪山を満喫 シーズンオフまで 残り僅か 心焦るも時空を止められない そんな時に 大先輩から声がかかった どこか雪山へ1泊で連れて行けよ! と 合計年齢147歳で登れる山は? 無理はできぬので北志賀辺りじゃ どうですか! 雪は多そうなので 楽しめそうだな! そうですね! 即決定 夜道の信越道をひた走り 登山口に到着するも 低気圧の影響で スッキリせず鉛色の空 先ずは安全地帯に幕営地を確保して仮眠…
2022年03月11日(金)12:56 会員以外にも公開 イルボン 古賀志山でプチ縦走を楽しむ 昨日は 青春18きっぷを活用して栃木県の日光市と宇都宮市にある古賀志山を歩きました 自宅最寄駅を4時半過ぎの始発電車に乗車しスタート JR新宿駅にて改札後 池袋→赤羽→宇都宮→鹿沼→文鋏まで各駅停車の普通列車を乗り継ぎ 8時03分にJR日光線の文鋏(ぶばさみ)駅に到着 登山コース 自宅出発(04:10) 文鋏駅(08:03)→登山口→北の峰→赤岩山(10:30)→中の岩→御岳(11:3…
2022年02月23日(水)06:36 会員以外にも公開 イルボン (青春の一頁)厳冬の谷川岳一の倉沢 1978年3月4~6日 (44年前のアーカイブスです) 昨日 紹介した友と攀じた一の倉沢の難関 滝沢リッヂです 岳人の間では3月第1週までを厳冬期と評価されている この登攀の成否は雪の条件が最良な事が大前提であり 一の倉沢入谷に際して チャンス狙っていた 厳冬期最後のチャンスを 仲間と志気を高めてつつ待ちに待ち ついに 其の日が到来した 沿面距離2.2Km 高度差1077m 攀じるのに…
2022年02月22日(火)16:19 会員以外にも公開 イルボン 思い出は心の中に 先日 古い岳友から著書が送られてきました タイトルは「思い出は心の中に」 若き日の山行をリアルに綴った力作です たわしと同行した谷川岳クライミング2ルートが誇らしげにページを飾っていました その中の冬季登攀が3頁にわたって写真が紹介されていました その写真を目にした時は胸が感激のあまり詰まってしまい あいつも 最高の山行だったのだろうな!と思う 1978年3月であった 谷川岳の一…
2022年02月12日(土)09:39 会員以外にも公開 イルボン ふらっと雪山を味わいに 2月10日は関東地方に積雪がありました 翌日11日 まだ暗き外を見ると真っ白な世界を想像していたが まったく白くない そこで山へ真っ白な世界を味わうため 近場で ふらっと歩ける西丹沢へ行くことにした 小田急から御殿場線に乗り換え 谷峨駅下車 駅から登りだすことができ 霊峰富士を どかんと間近に見れるお手軽な大野山へ登ることに 駅で下車した登山者は数名 皆 大野山へ登るのだろう 駅周辺…
2022年02月08日(火)07:22 会員以外にも公開 イルボン 初めての夫婦登山 岳人の愛唱歌「坊ガツル讃歌」の発祥地を訪ねたいとの想いから 結婚後 初めての夫婦登山で なっ なんと40云年前の今日でした 別府温泉から湯布院 やまなみハイウェーを車を走らせ長者原(チョウジャバル)の登山口に到着 坊ガツルへ早く行ってみたいと気がはやり そそくさと下りだす 積雪も30~50cm前後と完全に冬山の様相を呈して気分も爽快に思えた (イルボンだけだったのでしょうね) 北千里…
2022年01月29日(土)09:14 会員以外にも公開 イルボン 登山靴とザックの話 お気に入りさんの日記にピカピカに磨いた登山靴が綴られていました どうも たわしの靴に似てるとコメントすると ピッタンコ カンカン それじゃ! と思い 今日は自分も綴ろうと考えて 昔話しながら綴らせて頂きます 40~50年前の装備類(ザック・靴・羽毛製品)等はどんなだったでしょう ザック類も舶来(船で運ばれなくてもこれ如何に?)が日本製より機能的にもデザイン的にも 耐久性も優れていて先鋭…
2022年01月19日(水)08:48 会員以外にも公開 イルボン (青春の一頁)北ア・鹿島槍ヶ岳 - 天狗尾根 1978年1月(44年前のアーカイブスです) 山岳会の弟分と2人で挑んだ山行です 北アルプスの後立山連峰は南部の槍穂高と比べて積雪量が非常に多く 好天になる日も少ない そんな山の厳冬期に 何故 登りたいのだろうか? 誰もが思うのではないでしょうか? ” そこに山があるから ” マロリー卿の名言を思い出されるが 一口で表すのは難しいと思います 寒さ厳しく 雪が多く 営業小屋なんぞ閉鎖中 …
2022年01月11日(火)11:43 会員以外にも公開 イルボン 一の倉沢衝立岩北稜(冬期登攀) 1976年(46年前のアーカイブスです) 谷川岳一の倉沢の冬季は限られたクライマーしか立ち入らない魔の領域です 上越国境稜線の豪雪地帯で入山は雪崩の恐怖を回避することが最重要課題です 入山日前後の降雪量、気温、気圧配置など入山前からチェックは怠れません もちろん体調もコンディションを整えて機を伺いました ターゲットは 衝立岩の北側コンタクトラインでコップ状岩壁を分ける北稜に決めた こ…