ネットでのクレジットカード決済

大手(amazonなど)だと、自社でかなりの部分を構築してしましますが、
それ以外のケースを想定して説明します。

ネット上でのクレジットカード決済をする場合には以下のような
会社(サイト)が関係しています。

（１）出店サイト：カタログを掲載し、実施にネット上の店舗として運営しているサイト
（２）決済代行会社：出店サイトと契約をして、複数のクレジットカード会社(および他の
決済会社(コンビニ支払いなど))へのつなぎこみを代行する会社
（３）クレジットカード会社：VISAとかマスターとかAMEXとかJCBとかNICOSとか。


通販のサイト(楽天などに出店しているサイト)でカード決済する場合ですが、
大きくわけて、2種類の方法があります。出店している店舗のサイトで
クレジットカード番号・カード期限・金額を入力し、そのデータを一旦
保存した上で決済代行会社へ与信をかけ、OKであれば計上するケース。
もうひとつは、買いものカゴまでは出店サイトで用意するが、カード入力の
画面は決済代行会社のものを使うケースです。
後者の場合には、カード番号が出店サイトに残らないため、セキュリティが
高いといえます。この場合、ドメインが決済代行会社へ移動していることが
多いので、URL欄を気にしてみてください。

決済代行会社はほぼ同じタイミングでカード会社へ計上します。

ということから、人為的に金額を書き換えられる危険性はほとんどなく、
どちらかといえば、2種類かいたうちの前者の方法で、出店サイトにカードの
情報が残り、それが出店会社の悪意や、悪意ある第三者が出店サイトから盗み
出したりして流出する危険性の方が高いかと思います。

よって、ネット決済でクレジットカード番号を入力する場合は、出店サイトの
信頼性をチェックすることが必要かと思います。

かなりはしょって説明していますので、厳密にはツッコミところがあるかと
思いますが、「だいたいこんな感じ」とご理解頂ければ。