歴史認識とは誰が何を認識することなの？

中国や韓国が言う、明治以降の両国への侵略戦争を「侵略戦争」と認識するのかどうかの問題だと思います。

　他国に上陸して軍事行動を行えば即ち「侵略戦争」ですが、それをゴチャゴチャ理屈をつけ欧米からの「独立戦争」とか「解放戦争」なんて言い張るから非難されるのです。日本に限らず侵略する国の軍事行動の口実は「邦人保護」「人道保護」ですが保護人数の何百倍もの死者を出すのが実際の戦争です。

　他人の家の玄関に押し入り居直ってはダメです、きちんと謝る姿勢が無ければ隣近所の付き合いもうまくいくはずがありません。

この本は、その辺り、かなり正確に突いていると思います。ぜひ、一読をお勧めします。

『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか [単行本（ソフトカバー）] 黄文雄 (著)』

今問題となっている歴史認識とは、あるひとが他人の家に上がりこめば、住居不法侵入になる。それに関する認識の相違のようなものでしょう。

その住居不法侵入について、被告は侵入の正当性を主張しようとする。いわゆる盗人にも三分の理があると主張しようとするわけです。被告の弁護士はあらゆる理由で罪を逃れようとする。

歴史認識とは原告と被告の認識の相違のようなものでしょう。

自分の国に対して言っていると思います。
お隣の国は虚偽と欺瞞に満ちた歴史を作り上げ
いまや史実がなんなのかわからなくなっているのです。
外国に留学して、その国で初めて自分の国の歴史の
真実を知って愕然としたということが多いようです。
正しい歴史認識と良く朴さんは言いますが、出ていない
から言うのです。
我が国も含めて他の国は虚偽の歴史などしないので
悩む必要はありません。
そして、日本のマスコミを信じてはいけません。
マスコミは（ＮＨＫも）左系に染まっています。
ネットで真実を探しましょう。

現存する主権国家（民族）が第二次世界大戦とその戦争での罪と罪人をどのように記載するか、が歴史認識ということになるでしょうね。

もちろんその歴史認識が別々の主権国家間で完全に一致することはなく、日米の間では差は小さいでしょうが、日本と某近隣２カ国とは大きな開きがあります。その国の政府検定されたの歴史教科書に記載されていることがその国の歴史認識のほぼ公式見解です。

もっとも国内においても政府の公式見解にゆらぎがあったり、訂正を求める議論があったりします。いわんや国家間でどう歴史認識を一致させればいいのか。かなり難しい問題です。