新しい原発と既存原発との違いは何?
「コアキャッチャー」とか「建屋の二重構造」とか既存の原発には設備されていないようですが、
建設中を含めて新設の原発には義務付けられているのでしょうか。大間原発は?
「コアキャッチャー」とか「建屋の二重構造」とか既存の原発には設備されていないようですが、
建設中を含めて新設の原発には義務付けられているのでしょうか。大間原発は?
ペンネーム:トウデンさん
貴方が「新しい原発」と言っているのは下記の原子炉の事ですか?
それとも建設中の大間原発の事ですか。
「第四世代原子炉」だとすれば、実験炉や実証炉も無い状態で、その先の実用炉の設備を聞いても専門家でも答えられないQだと思います。「コアキャッチャー」や「建屋の二重構造」は既存・大間含め義務付けられていません。大間の安全基準は既存原発と同じです。
海外輸出も、輸出先で別の安全基準がない限りは国内仕様と変わらない物と思われます。
『第4世代原子炉』
世代ごとを分けた図。第4世代は2030年ごろからの技術になっている。
第4世代原子炉は現在研究中の理論上の原子炉の設計の基準。第4世代炉のうち次世代原子力炉と呼ばれている超高温ガス炉(VHTR)を除いて多くは一般的に2030年までの商業利用は不可能と考えられている。超高温ガス炉は2021年に完成予定である。現在世界中で運用されている原子炉は一般的には第2世代から第3世代の原子炉であり、多くの第1世代原子炉は廃炉となっている。第4世代原子炉の研究は8つの技術的目標を基にして公式に第4世代国際フォーラム(GIF)で始められた。主な目標はより高い安全性、核拡散抵抗性、廃棄物と天然資源利用の最小化、原子炉の建設運用費用の低減である。高速炉、増殖炉などの技術は原子力の軍事利用とも関連性があるが、一般的にこれらの原子炉は原子力発電所に利用される予定である。
ペンネーム:ムーミンさん
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大間原発も既存の原発と安全性は基本的には何も変わりません。
先ず、「コアキャッチャー」の装置は、炉がメルトダウンをした場合
の「受け皿(金属)」が炉の底部に取り付けられただけのものです。
メルトダウンをした炉は既に暴走(ノーコントロール)をしている状態で、
緊急冷却とその他の対策はこれまでと同じ危険度と言えます。
「建屋の二重構造」はメルトダウンの際の水素爆発が起きたとき
外部(外気)との機密性の強化が目的であり、これもメルトダウン
に至る安全性には寄与しません。
メルトダウンをしてしまえば、既存原発との差異はありません。
。^o^。
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ペンネーム:アトムさん
私の「新しい原発」の表現がまずくて皆さんに混乱を与えてしまいゴメンナサイ。「現在建設中及び建設計画中の原発」です。
>「コアキャッチャー」や「建屋の二重構造」は既存・ 大間含め義務付けられていません。大間の安全基準は 既存原発と同じです。
海外輸出も、輸出先で別の安全基準がない限りは国内 仕様と変わらない物と思われます。
これで私の疑問は全て解決です。有難うございました。