日経平均は、7721円になるという可能性は？

あり得ないとは言い切れません。

２０００年はＩＴバブルの崩壊で、世界同時株安になりました。
２００７年は米のサブプライム問題＝これも米のバブル崩壊が原因でした。
今回の下げは、新興国の不動産バブル崩壊を先取りしているのなら、あり得る株価だと思います。

日本はずっとデフレでしたから、不動産は下落する一方ですが、中国を中心とした新興国の不動産は何倍にも上昇しています。
そのバブル経済が、徐々に崩落し始めているのかもしれません。

相場は勝手な思い込みが、目に鱗を貼る原因となります。
アナリストや株屋の不確実な予想より、あらゆる可能性を予想しておく方が自分の資産を守る事に繋がると思います。

安倍政権は、株価や物価上昇を大変気にしている今までになかった政権だと言えます。これまで順風満帆できましたが、この急落で夜も寝られない日々が続いているのではないでしょうか。ＧＰＩＦの株式比率を上げ、国民の年金原資をリスク資産に置き換えたところで株価急落！もし７千円台まで株価が下がったら、国民にどう説明するんでしょう。

海外の巨額マネーを動かす投資家は、このような政府ファンドを一番の標的にしているため、カモにされている可能性が高いと思います。

ヨソウヤさんのＰＥＲ10倍は現在の企業収益から算出でしょう。
企業収益が下がれば同じＰＥＲ10倍でも株価はもっと下がる。

実際2003年4月と2009年1月には8000円を割り込んでいるのは質問者も熟知している事実。
2003年はＩＴバブル崩壊して銀行が国有化された時です。
2009年はリーマンショック後の金融危機です。
アメリカのシェール企業の破綻や、ベネズエラのデフォルトが取りざたされてもいます。
日本では今、マイナス金利導入で銀行の収益が懸念されています。
銀行の収益が落ちると金融危機に発展し、株価が暴落します。

過去2回ともＰＥＲ10倍程度で下げ止まっています。下げても9000円まででしょう。