会社のいじめでうつ状態になり、かつ、事実と正反対の解雇理由で解雇された場合
お世話になります。
出来れば同じような体験をされたかた、もしくは見聞きされたかたからのご回答やアドバイスをお願い致します。
(すみません、カテゴリの選択ができません。)
私の25歳の事務職、正社員の娘についての相談です。
会社の上司からの1年以上に及ぶパワハラをはじめとする、先輩、後輩からのいじめでうつ状態になり、連日続く頭痛胃痛、倦怠感などでこの8月末、出勤出来なくなりました。いじめの理由は経営者が深く関わっている事とこれまでも新人が定着していない職場なので、助成金目当てかと思われます。
娘は心療内科から診断書も出してもらっていて、治療中です。
出勤出来なくなってすぐに親の私が経営者に訴えても全く取り合いません。
しかも会社は1か月もたたないうちにいきなり「メールで即日解雇」しました。(労働局の相談員の指導で無断欠勤はしていません)
すぐに知り合いの議員に紹介されたユニオンに入り、団交を申し込むと、
団交直前に弁護士を代理人にして解雇理由を送ってきました。
逆に、「娘がいじめをして後輩に精神的苦痛を与えた」ということが一番の解雇理由に挙げていました。
証拠の提出を求めても証拠というものは出してきません。
(小さな営業所なので、全員口裏を合せていますし、ほぼ全員がいじめに加わっています。)
これは事実とは全く逆です。
その後輩は普通に働いています。
娘は3か月たっても働くどころか、夜も眠れず、頭痛、胃痛、倦怠感などで食事もまともにとれず、やせてしまい、普通の生活が出来ません。
団交で不当解雇撤回を求めても頑として応じないので、「この事案は労働審判には向かない、本審をやったほうがいい」つまり、「裁判しかない」と議員の顧問弁護士に言われました。
いじめを労災として認めさせることは、心療内科の医師の協力が得られそうもないことと、物的証拠が少ないことなどで長引きそうなので、考えていません。
解雇撤回させ、損害賠償などを求めたいと思っています。
それに、娘自身は汚名返上を希望しています。
「自分がいじめをして解雇されるという事を知って余計具合が悪くなった、裁判しかないなら裁判をやってほしい」と言います。
更に「このままでは前に進めない」と言っています。
まず、お金よりも汚名返上、というのが一番大事だと親子共々思っています。
勿論、いきなり訴訟ではなく、ユニオンから弁護士にバトンタッチして会社にまず交渉をしてもらいたいと思っています。
なお、労働条件通知書もなければタイムカードも出勤簿に当たるものもありません。
給料明細も手書きで事業所名すら書いていません。
労務管理が出鱈目なので、残業代も出しません。
長くてわかりにくい文章で恐縮ですが、このような案件についてあっせんなどで解決したとか、実際に裁判をやった結果など、ご意見をお願いいたします。
ペンネーム:うさこさん
裁判以前の問題なんですね。
「弁護士は労働争議対応実績のある弁護士を選任するべき」
はい。ありがとうございます。よく調べてみます。
ユニオンの若い顧問弁護士もいるんですけど、裁判は「難しい」「個人対個人の問題のような気がする」と言っているという話ですので、もっとよく調べてみます。
「まずやるべきは訴訟の前に労働基準法違反の事案、事例を「労働基準監督署」に救済措置が必要である旨を訴え出て指導・命令を求めることです。
訴訟はそれを踏まえて準備を周到にしてから行った方がいいでしょう。」
労働基準監督署ですか。組合員になる前、解雇理由がくる前に労働基準監督署で相談したんですけど、解雇理由がひどいので、ユニオンとも相談してもう一度労基署に行って訴えようと思います。
やっぱりまず段階を踏んでやるべきなんですね。議員の顧問弁護士はいきなり訴訟を勧めました。
「短期に結果を求めず粘り強く交渉していく覚悟が必要です。」
はい、わかりました。
ユニオンは早期解決を勧めてきますけど、やっぱり粘り強く、ですね。
娘ともども、何度も読み返させて頂きます。
ご親身に大変参考になるご回答、ご助言をくださり、娘のことまでお気遣いくださって、本当にありがとうございました。
ペンネーム:アマテラスさん
昔、大気汚染公害訴訟等でも活躍した「人権派弁護士事務所」としても有名です。
私も利用し依頼した経験がありますが、いずれも地域では最大の弁護士事務所のようで個人事務所ではないので弁護士個人の能力に左右されない点も安心できました。
※弁護士事務所の宣伝Aの様で通報・削除されてしまいそうですが、私は関係者でも なんでもありません、一利用経験者ですので念のため・・・(笑)
ペンネーム:うさこさん
労働争議専門といえるほどの法律事務所なんですね。
私は品川に住んでいますので、川崎が近いかもしれません。
議員の顧問弁護士は、今はわかりませんが、以前は自由法曹団の団員で社会保険労務士の資格も持っているそうです。痴漢の冤罪で有名なかたのようですが、ちょっと冤罪は関係ないですよね。
ご経験されたのですね。
本当にご親身にありがとうございました。