以前のDeNAの記事にも
「サイトに掲載するイメージ画像でも、高齢者の写真は使っていない。トップページ画像に使っていた時期もあるが、会員から「そんな年じゃない」とお叱りのメールが届いて以来、使わなくなったという。「今の50代以上の方々は、実年齢より5~7歳若い印象」。」
という記事がある。
デザインとは運営側のデザイン担当者の趣味嗜好ではなく、利用者の趣味趣向を考え、行うもの。
私はWEBデザインも行っていた時期もあるが
様々なデザイン変更するのは長い時期を掛けて、少しずつ行わなければならない。
急激な変更では利用者がついていけないからだ。
小さな変更でも様々な意見が出る。
その様々な意見を拾いながら、より良い仕様へと段階的に仕上げていくのが王道。
つまり、利用者の反応がない変更は意味のない変更。
つまりお金を産まない、人の気持ちを動かさない。
気持ちや(色や形写真やアイコン) 使いやすさ(クリックする場所、リンク) 見やすさ(表示使用 文字の大きさ等)もちろん、外部からの攻撃もハードソフトのともにリスク回避を繰り返す。
広告のクリックは当然任意。
なぜならこのSNSは現在3社目。
調べればわかりますけど,
初めは、旅行会社等学会系会社でシニアの財布を目当てに、
市場調査をしながら様々な消費販売や旅行につなげようとして作り出したシステム。
旅行会社などとのつながりを残しつつ二社目に売り渡した。
DeNAでしたが、ここはあまりこのSNSを活かせなかった会社ですね。
クラブツーリズムの旅行情報誌「旅の友」とDeNAの持つオンラインサービスのノウハウを持ち寄って最大化することを目指した
シニアのデータが欲しかった。そのデーターを他社に流して儲けようとしていたので、
あまり、運営には真剣じゃなかった。
当時のDeNAの記事にも
「月間アクセス数は2億6000万PV、月間ユニークユーザー数は約92万人に上る。
取引先と共同で定期的に「遺産相続セミナー」やタブレット教室、試食会なども実施しているが、運営側が何もせずともユーザー主導で月間約2000件のイベントが企画・開催されている。イベントの参加者は月間累計で約1万2000人程度、最盛期には約2万人」
いるとしている。
この全ての人がいろいろ使いやすくしてくれて「ありがとう」といえば、これは気持ち悪い。
誰かの使いやすさは、誰かの使いにくさと知るべきだ。
登録会員数は40万人を超え、会員の約70%を50代以上が占めている。
40代以上であれば85%。
会員の平均年齢は56歳。
女性は50代前半から後半という子育てから手が離れた層、
男性は50代後半から60代前半という定年間近の層が中心となっている。
その財布を狙っているわけだ。
広告業界におけるマーケティングで用いられる、ターゲットとなる顧客の年齢別区分の名称
■年齢層一覧
・C層 (Child、Kids) 男女4歳~12歳
・T層 (Teen-age) 男女13歳~19歳
・M1層 (Male-1) 20歳~34歳の男性
・M2層 (Male-2) 35歳~49歳の男性
・M3層 (Male-3) 50歳以上の男性
・F1層 (Female-1) 20歳~34歳の女性
・F2層 (Female-2) 35歳~49歳の女性
・F3層 (Female-3) 50歳以上の女性
※Cは、child
Tは、teenager若い男女
Mは、male(男性)の頭文字
Fは、female(女性)の頭文字
TVなどもこの考え方で趣向わけを行っている。
しかし、現在、実際はもっと細かく行われている。
過去数年は商品購買層は若い女性だった。
時代とともに日本ではシニア層に溜め込まれた財布の中身を絞り出そうと
国を上げて取り組んでいる。
つまり50歳以上と一括では分析できなくなっているのだ。
より細かく、より確かな情報をもとに、シニアのお金を市場にばらまくにはどうしたらいいかを各社、各自治体がおこなているのだ。
つまり、こういうSNSに様々な意見が出てこそ健全に社会が回るという仕組み。
このSNSの役割として1社目2社目とも自分の会社への利益範囲の目的は達した時点で売り渡されたのは言うまでもない。
3社目に売り渡した金額は、システムとしてのSNS自体の金額(売渡価格)は2千万円にも満たなかったと思う。
2社目のNet記事にもあるが、この世代の4人に1人は恋愛をしているというデータがデている。
この分析こそが今の会社の狙い。
今は博報堂や大学も絡んでシニアの様々データが吸い出されている。
広告も、この年寄の趣味嗜好に合わせて財布を狙っているわけで、
クリックしてなんぼという契約じゃないと思いますよ。
これだけの、趣味人倶楽部利用者は、こういう「世代」「生活空間」「行動範囲」「趣味趣向」だというデータを持ち、「日記」や写真などからも文字や画像をビックデータとして取得して分析しているわけです。
今のコンピューターなら1日の全日記から何が一番の単語かなど直ぐ抽出出来ますから。
例えば今の時期は「コロナ」だったり「帰省」だったりとか、
1年通すと「旅行」だったり「花」「孫」だったりとかね。
日記などで多くでてくるワードなどを抽出することで
シニア層のニーズを調査
SNS内でもアンケート調査をやっているわけです。
それをもとに広告を載せたい会社が群がる。
当然効果が出なければ直ぐ撤退。
クリックされた回数はデータとして出るでしょうが、このSNSのデーター資産有っての広告会社。
何も意味なく進んでクリックする必要はないですし、それでは正確なデータになりません。
コロナアプリのココアと一緒。DLした人は多くても、使っている人は一部。
こんなアプリは機能しません。