マルチチャージャーの精度について

乾電池には、充電式のバッテリーと似た作用をする電極があるので、充電池として使うことも出来ますが、乾電池自体が再利用で充電池として使えるとはメーカーは一言も説明せず、むしろ「危険だからやめて」と説明しています。
実際に乾電池を再利用しても、専門の充電池ほどの持続性は全くありません。
気がつく人は少ないですが、一般的な充電池のプラス側には充電時に発生するガスを逃す為の小さな穴が開けられています。マンガン、アルカリには排気穴は開けられていません。電池内の薬品は充電するとアルカリ、マンガンだろうと間違いなくガスが発生しますので、排気口が無いと破裂や液漏れがじゅうぶんに発生します。

こんな充電器を売ってる会社は「無知な人を騙して売り、問題が発生したら会社をたたんで逃げて、ほとぼりが冷めたら新しく会社建てる」というのを繰り返してると思いますので、こんな「だまそう」的な商品は手を出さない方が良いです。ー

　やはり乾電池を充電するのは安全性の面からいかがなものかと思います。私は乾電池から「充電池」に切り替えており、充電池を充電器で充電して使用しています。
　メーカーによると１千回くらいは充電可能ということです。ごみ減量にも貢献していると思います。

実際に使用したことのある訳では有りませんが、この場にはあまり相応しくないような話なので。

最近、ネット通販でマルチチャージャーなる多用途充電器が販売されています。
ニッカド電池やニッケル水素や亜鉛電池などの二次電池だけでなく、マンガン電池やアルカリ電池などの一時電池なども充電できるとのうたい文句があるやつです。

販売する側の意図は災害時に便利とかの非常時性を利用しているのか、今の非合法第三国製品の流通ブームを利用しているのかみたいですが、国内の乾電池メーカー（ネットでググればパナソや富士通が広範に）乾電池の充電は危険だと声を大にしてＰＲしています。

これは子供の頃（50年位前）にも同じことが有って、当時出始めたアルカリ電池も充電できるとか言い出し（一部三流メーカーは宣伝もしていた）、やっぱりマンガン乾電池やアルカリ電池を充電できる充電器を売り出しましたが、やはりすぐ爆発の危険があって危ないとの事で販売禁止になりました。
当時はニッカド電池くらいしか二次電池乾電池が無かった時代です。
今は優秀なニッケル水素電池が有りますが電圧の低さの問題でアルカリ電池を充電したい人がいる様です。

こういった危険性をご存知の方達で「使い勝手うんぬん」の話をされるのは良いのですが、知らないで「ただ使えた」とか「良かった」とかの話は非常に危ないと思っています。