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さくら

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思いついたらそのまんま(3103)

まだ残る 女の焔か まんじゅしゃげ 細い花びら 雨に泣く 迷い迷って 入った道は 何処へも出られぬ けもの道 愛の迷路に 迷いこみ 自分の屍 夢にみた

さくら

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思いついたらそのまんま(3102)

あちらを立てれば こちらが立たぬ どちらも立たない 俺哀れ  立たぬ立たぬと 何言ってるの 建ててなんぼの タワービル バカと煙は 昇ってゆくが 今の政治屋  たいこもち

さくら

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思いついたらそのまんま(3101)

そんなに呑んでは 体に悪い 優しいお前の 声がする 淋しく笑う その横顔が どこかお前に よく似てる いつからか 通い始めた 居酒屋に 季節はずれの 花が咲き

さくら

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思いついたらそのまんま(3100)

俺が亭主だ 文句を言うな 一度でいいから 言いたいよ 亭主なら 家族を食わせて から言ってよね 今の仕組が悪いのよ 日本国民 7割満足 どちらの国の 統計か

さくら

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思いついたらそのまんま(3099)

大岡さんも 遠山さんも 出てきて世直し して欲しい ギャンブル法案 過労死法案 数の力で ごり押しで 富める者だけ 得するように 貧しい者は 排除され

さくら

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思いついたらそのまんま(3096)

阿吽の呼吸 どころじゃないよ やたらと俺に 吠えまくり 大きな心で 許しておやり 男の浮気の 一つや二つ 三歩下がれと 言わないけれど 男と屏風は 立てるもの

さくら

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思いついたらそのまんま(3097)

釣った魚に 餌までもらい 今じゃおいらが おさんどん 今の時代は 何でもありよ 適材適所で 生きて行く 家計のやりくり 大変だけど 会社に比べりゃ 知れたもの

さくら

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思いついたらそのまんま(3098)

路地の居酒屋 灯かりがともりゃ 淋しがりやが 寄ってくる 上司の悪口 肴に呑んで 愚痴はお店に 置いてって 店の片隅 こおろぎ鳴いて 最後の客を 送り出す 

さくら

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思いついたらそのまんま(3095)

店先の 朝顔の花 小さくなって のれんが風に ゆれている 今夜はおでんに 熱燗かしら そろそろお見えに なる頃ね のれんがゆれて 心がゆれて だけどふたりは 他人です

さくら

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思いついたらそのまんま(3094)

ねこの目のよに くるくる変る あなたどこまで 本気なの いつも言ってる お前のために 死んで誠を 見せようか 昨日どこかで 言ってたセリフ 今日は私に 言うつもり

さくら

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思いついたらそのまんま(3093)

余生の余の字は 余りじゃないよ これから使える 時間です だけど私にゃ 時間がないの 一日単位の 時間です 紫色の 桔梗の花は なぜか淋しく 風にゆれ

さくら

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思いついたらそのまんま(3091)

寄り道しないで 帰っておくれ 送り火焚いて 送りだす どうしてなんで? 二人で帰る どこのどなたと 帰るのか あの世へ逝っても 浮気の虫は なおらないのね 勝手にして

さくら

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思いついたらそのまんま

ほうずきの 提灯さげて タヌ子の店番 久しぶり ゆうほおじさま お加減悪い 今夜はお酒は だめですよ タヌ子が作った 秘伝のお酒 あちらがみるみる よみがえる

さくら

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思いついたらそのまんま(3087)

あなたあなたと こんなに呼ぶに 私の呼ぶ声 忘れたか せめて盆には 帰って来てね あちらでいい人 出来たのね いつもお前の そばにいるのに 何回言ったら 分るんだ

さくら

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思いついたらそのまんま(3089)

どうしてそんなに 頑張るのかと あなたは静かに 笑うだけ いつか逢えると 信じて生きた のれんを出してまた秋に お酌する手が 震えているわ あなたによく似たお人ゆえ

さくら

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思いついたらそのまんま(3088)

千日紅の まあるい花に あなたのことを 思い出し 何にもないのに ふと物想う 初秋の風が させるのか 秋になると 淋しくなるの あなたがいない 秋だから

さくら

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思いついたらそのまんま(3085)

しばらくあなたの おいでがないと 宵待ち草の待ちぼうけ 富士には月見草 良く似合うとは あなたと私のことかしら あなたが富士で わたしが花ね どう考えても ミスマッチ

さくら

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思いついたらそのまんま(3086)

夏帯を きりりとしめて のれんを出せば 淋しがりやが 寄ってくる 店先の 白い夕顔 灯かりに染まり 人待ち顔の優しさよ 少しづつ 日が短くなっても 気付かぬように 人待ち顔の ボトルたち

さくら

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思いついたらそのまんま(3084)

障子に映る 二つの影が 一つに重なり 遠花火 添うてはならぬ お人に添うて 女の道を 踏み外し 悔いなどないと 強がり言って 線香花火が ぽとと落ち