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待ちホタル
待ちホタル 闇夜の田んぼの上に 光っては消え 消えては光る 待ちホタル 捕まえようとすると すーーーと消えてしまう 予想もしないところで また光る 待ちホタル 捕まえたいね そーーーと伸ばした手の中に 入ってしまた 掌の中で光る 待ちホタル
夏の思い出
こんな日もありました。 こんな思い出もありました。 あのときの人はどうしているだろう 若かりしときの懺悔の日 思い出は美しいです
この世で終わるまで
生きて来て 老いて来て 枯れて行く 土になるまで お互いが地獄です
あの世の父ちゃんへ
こちらは梅雨ですよ。 さつま苗を植えましたよ 残して行った農地。オンボロ家 猫のクマ。それに母ちゃん みんな元気ですよ ところでみんな置いて行ってしまって 手持ちぶさでしょ そろそろ あの世行きの電車に 残したものを載せて送りますか 私も何にもいらにのよ
父が去って
生きているときの父 何度も喧嘩をした。 最後には私は 父tの子供ではないのではないかしら。 と思うほど父は 私を考えてくれなかった いつも意地悪ばかり どうして なぜ と疑問の中で生きてきた 今亡くなって もう話すことも無くなった ホットした と思ったが 傍...
お星様になったね
窓から夕日が落ちて行く 残り日で頬が赤く染まった そんな穏やかな顔を覗き込んでみる 時間が止まったような 何も聞こえない 時間だけが過ぎて行く 空気が止まったような 目を伏せた父の顔 今夜はお星さんになる 出来たてのお星さまになる 今度は高いところから 私と...
目をふせて
二人で過す夕日の中の時間 私が縫った浴衣着て 目を伏せて 穏やかな頬に 窓から見る景色は 地平線に夕日落ちて行く もう喧嘩出来ないね さようならは言わないね 最後に 産んでくれてありがとうね。
春の日だまりで
春の日差しの中で 節分草が咲き 親子で眺める 少し風が冷たい 猫と一緒にすわり 昔を語る母 幼いころと 嫁ぎしころと 介護の今と 弱い日差しを浴びて 何を見ているのだろう 何を考えているんだろう 食減らしのように 父に嫁ぎ 幸せだったのだろうか 苦労話が春...
彼岸
震災で崩れた墓もすっかり治りました。 墓の中の住人たちも喜んでいることでしょう。 また今年も悲願がやってきました。 春風の強い日に 母と二人で 墓に願いました これからも家系が 途絶えませんように ご先祖様どうぞお守りください 肩を並べて 願いました。
☆ 迷いホタル
☆印が付いたのはロールプレーン用としたいと思います。 ☆印が付いたのは1行かその作品の文字を使って自分の作品(詩。俳句。短歌。。他)を書いてく。 ☆印が無いのは同じような作品を書かないとしたいです。 ☆印は誰でも書けます。 ご意見がございましたらお伺いしたいで...
好きと伝えられない恋をしました
好きも一筋 この一言が出てこない それでも 貴方の傍にいたいのです せつない願いは メールで 「会いたくなってしまった」 送ってしまって あわてて赤くなる いまさらうぶをよそわなくても それでも ドキドキするのです すぐに帰って来た メールは ひとこと ...
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