人生で最後の男酔い
車が停まる そっと重ねる小指 暖かさが伝わる 崩れそうになる 心を押さえ そっと寄せた小指に 息を吹きかけて 唇で噛んで見る まぶたを閉じて またね いつ会えるかな 小指と小指で約束を 交わす ポルシュが静かに 余韻を残して 去る 彼の香りが 別れを深める
車が停まる そっと重ねる小指 暖かさが伝わる 崩れそうになる 心を押さえ そっと寄せた小指に 息を吹きかけて 唇で噛んで見る まぶたを閉じて またね いつ会えるかな 小指と小指で約束を 交わす ポルシュが静かに 余韻を残して 去る 彼の香りが 別れを深める
楓といいます。 こちらでは、詩を頑張ってみようと思っています。 寂しい、ちょっと暗めの詩だといわれますが、宜しくお願い致します。
春雪が髪に落ちる 点滴の音が聞こえてくるような そんな雪の日の部屋 何も語らなくなった父 顔は 昔の元気な顔が痩せて 面影が無くなってくる 思い出だけが通り過ぎていく 意見の食い違い 生活の食い違い 生き方の食い違い 学歴の食い違い ものの...
震災後の爪痕 いまだ直せず 老夫婦と風よけとけを つくる 小雪の日 ※ 小雪のきょうの日。 北風をよける風よけの仕掛けを作った。 やっと歩ける父はそれでも陣頭指揮をする 震災でサッシの戸が10センチも開いてしまっている。 家にいても外に...
恋をしました 密かな恋をしました 好きと言えない恋でした シグルサンだけど 愛を感じました 些細な動きも 好きです 二人で歩いた あの道 今は一人で 歩きます。 振り向きません 泣きません 悲しません 思い出しません
水辺に浮かぶ 精霊流しの灯り わずかな風に吹かれて ゆらり、ゆらいと流れて行く 浮草のようであり 我が人生であり 川面の映る灯りを見詰めて 虫が眼に入ったと涙をふく 精霊流しの舟に 左手の銀の指輪を載せました 流れ流れてお星様まで届いてほしい ...
2012.7.20 何を祈り 何を願い 何を考えているのか 皺だらけの両手で 祈る ※ 震災で崩れたお墓の修理が終わりました。 これで全部修理は終わりました。 試行錯誤して修理にもそれなりのお金と時間をかけました。 これで終わりかとホットし...
コミュニテーへの参加ご承認ありがとうございます。 創作広場での五行歌のやり取りはほんとに楽しかったですね。 僕は作るのはへたっぴなので読ませて頂く方が好きなんですが、立夏さんには知らずうちに引っ張られてしまってね、そういう魅力のあるかただと。 ですからまたこう...
雨が強く降る中を どんな思いを抱いて 向かうのか 鬼怒川の流れで はぐくむ糸は 二度目の恋の糸 二度目の女でよかったら あなたのそばで からめてみたい 恋の糸 苦労と涙で 織ってみたい 蜘蛛の糸 あなたと
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