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神楽の起源①

 神座は「神の宿るところ」「招魂・鎮魂を行う場所」を意味し、神座に神々を降ろし、巫・巫女が人々の穢れを祓ったり、神懸かりして人々と交流するなど神人一体の宴の場であり、そこでの歌舞が神楽と呼ばれるようになったとされる。 古事記・日本書紀の岩戸隠れの段でアメノウズメが...

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郷土芸能シリーズ山形3ー小国町

 小国町は、仙台‐南陽ー小国ー新潟とおととし行った大会の帰り寄ってみた。クマの大きい慰霊碑があった。ここはマタギの国だ。35年も前に学友とカヌーで小国川下ったことも思い出した。水が清冽で気持ちよかった。 古田歌舞伎の歴史映像 山形県小国町https://www....

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エゾ僧のこと

 高橋富雄氏のみちのく古寺巡礼を読んでいるが、その中に、蝦夷僧というのが書かれている。日本書紀持統3年(689年)の条に3件エゾ僧について書かれている。  そのうちの一つには務大̪睫(むだいし)(位階従7位下)陸奥国優嗜曇(うきとむ)(置賜)郡城養(きこう)のえ...

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郷土芸能シリーズ山形2ー龍蔵神社 獅子舞 川西町

 川西町は、山形県の南部にある町。東置賜郡に属する。 面積: 166.5 km² 人口: 1.645万 (2013年11月)  川西町犬川にある龍蔵神社、鳥居の先の大きな板碑は、弘安2年(1279)県指定文化財になっている、同じ弘安年間の碑は高畠にもあります、...

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みちのく民話伝承、お伊勢参りに代参した犬ー須賀川

 大分前に聞いたことがあった、お伊勢参りに犬が代参した話。本当のことだったようでしかも、その後何度もあったという。遠くは津軽からの代参犬。あまりにも日本的な平和の時代を感じさせます。 みちのく民話伝承、お伊勢参りに代参した犬…人の暖かさの中で旅をしたシロと江戸時...

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郷土芸能シリーズ山形1ー稲沢番楽

 金山町有屋地内に伝承されてきた民族舞踊。言い伝えでは神室山の山伏が里におりで舞ったものと、秋田県矢島から伝来したものと合流して―つになったもので600年の伝統を持つと言われている。番楽のできない人には嫁が来ないとまで言われ、村の若衆は寸暇をさいて稽古に励んでいた...

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郷土芸能シリーズ秋田1ー阿仁前田獅子踊り

 阿仁前田獅子踊は、慶長7年(1602年)佐竹義宣公が水戸(現茨城県)から秋田に国替えを命ぜられた折、主君を慰めると同時に行軍の士気を鼓舞するために演じられた道中芸が始まりとされている。200年ほど前に佐竹義和が阿仁地方を訪れた際にも披露したところ、大層気に入られ...

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滝沢-蒼前様

 チャグチャグ馬子は以前取り上げたことがあるが、八幡様まで田植えの前後ころ行われるのを紹介したが、元旦の日も同じように市内を歩くのを知った。  4年前盛岡に冬いたが1日で50㎝も雪降られてそれもなかなか溶けなくて大変でした。  いかに岩手地方は戦前は全国でも有...

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笹森 儀助―柳田国男に影響与えた民俗学者

 笹森 儀助は日本の探検家、政治家、実業家。当時の日本において辺境の地であり、その実態がほとんど分かっていなかった南西諸島や千島列島を調査した他、奄美大島の島司や第2代青森市長も務めている。 書籍: 南嶋探験: 琉球漫遊記  https://blog.goo....

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郷土芸能シリーズ北海道1ー江差餅つき囃子

江差餅つきばやし:  江差地方の正月行事は賑やかさを極めた。戦後の一時期までそのなごりは続いていたが、今はわずかに大晦日の姥神神社参詣の華やかさだけになった。  江差餅つき囃子保存会によって伝承されるこの囃子は、鰊漁華やかなりし頃の商家や親方衆一般に行われた暮...

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郷土芸能シリーズ宮城1ー秋保の田植踊

 秋保の田植踊(あきうのたうえおどり)は、宮城県仙台市太白区秋保町に伝わる民俗芸能の田植踊。  この地域は長町などと一緒で元名取郡だった。時代が下るにつれて仙台市に併合されていった。 馬場の田植踊(第30回仙台市民俗芸能のつどい)https://www.you...

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登別伊達時代村‐隣の伊達市とはどんな関係?

 株式会社時代村とは、テーマパークである、日光江戸村、登別伊達時代村、加賀百万石時代村、伊勢戦国時代村を統括していた会社である。 現在は「日光江戸村」のみ経営を行っている。 所在地: 〒059-0463 北海道登別市中登別町53−1 2018 登別伊達時代村P...

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山形の草木塔は何のため?

 以前取り上げたことがあるが、米沢近辺置賜地方には草木塔があちらこちらにあった。これはいったい何のためかという疑問を持っていた。    8月会津若松の大会の帰り米沢向かう途中田沢を通り過ぎたときにも街道わきに石碑があった。  過去からの手紙「草木塔」https:...

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東北にサンカはいたのか?

柳田國男の山の人生という本読んでますが、彼が生前聞いた話として、西美濃地方や東北では尾花沢や相馬で聞いた話が紹介されている。 時代は明治初めから大正あたりのころ。 戸籍や住所を持たず、いつの間にか山に住み着いたと思ったら、いつの間にかどっかに行ってしまい、地元...

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三角 寛 山窩物語ー日本のジプシーを考えるS41年

 2014年に山窩について趣味とーで書いたことがあるのを思い出した。 ・東北にサンカはいたのか?2014年05月11日(日)21:24  最近、三角 寛 山窩物語を読んでみて、またこれらについての考えをまた深めることができた。  彼らの使用してる言葉が、古語...

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山の精神史―柳田国男の発生 赤坂 憲雄

 山の精神史を読み始めて、同時に読んだ岩波新書の竹の民族史というのも、主役は山人である。  後者のほうは、竹細工を生業とした戦前までの漂泊の民-起源は恐ろしく昔で、大和朝廷の成立時期に薩摩あたりにいた隼人、これが大和に来ても辺々の地域に住み竹細工を町に売りにきて...

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郷土芸能シリーズ青森1ーおしまこ踊り

田名部おしまこ(たなぶおしまこ)は青森県下北半島一帯で唄い踊られる盆踊り・盆唄である。 由来と派生 寛文4年(1664)7月、南部藩第3代藩主南部重直公が視察のために下北を訪れた。重直公は、代官所が置かれていた田名部(むつ市)にて、人々を集めて盆踊をさせた。その...

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良寛さんー越後(新潟県)出雲崎に生まれる

「裏を見せ 表を見せて 散る紅葉」 ~ 良寛 辞世の句 「良寛さんって何をした人?」と聞かれて真っ先に思い浮かぶのは、村の子供達とかくれんぼや手まりで遊んでいる良寛和尚の姿です。子供と遊ぶ素朴でやさしいイメージのある良寛さんですが、実は宗教は仏教「曹洞宗」、師の...

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もう一つの宇奈禰神社ー6月23日(土)紹介の続編

 天童の大会の後、山道に迷った挙句、大国主神社や本来の宇奈禰神社に出くわした。ブログ主はこちらのほうが後にできたと書かれてます。 http://www.dateniaitai.jp/?p=2407 室町時代から続く「宇那禰(うなね)神社」はパワースポットの宝庫。...

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丸森ー齋理屋敷

 先日丸森町を抜けて福島に行ってきた。津波で大きな被害を出した山元町、震災後工事で何回かは行っていた。  その復興を見届けようという思いと、よくTVなどで取り上げられる齋理屋敷はどこか尋ねるため。  丸森は、山が周りを取り囲んで一見不便な感じがするが、地理的に...